室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

無伴奏ソロギター

2006年04月20日 | 練習・アドバイス
まず曲のテーマ部分ですが、
ベースやピアノ等、他の楽器との衝突を気にする必要がないので、
音楽的な流れさえしっかりしていれば、
リハーモナイズ、チェンジコードはかなり自由になります。
Ⅱ-Ⅴ、ドミナント進行等による細分化をはじめ、
いろいろバリエーションを考えリハモするといいでしょう。
典型的な32小節AABAのスタンダード等は、
Aパートが繰り返されるので、
その部分のリハモのバリエーションを変えて、
同じメロディーを違ったハーモニーで聴かせるのは大変有効です。
メロディーがロングトーンになっていたり
長めの休符等のデッドポイントの箇所はフィルインを考えてみて下さい。
シングルノート、ベースライン、コードソロまたは
それらの組み合わせのフィルインもよいです。

テーマ以外の部分ですが、
シングルトーンで数コーラス、
コードソロで数コーラス、
ハーモナイズドベースラインで数コーラス
という具合に、
いろいろな要素をまず独立して練習するとよいでしょう。
各要素がそれぞれまとまってきたら、
だんだん自由に演ってみるという具合にしていくと、
無伴奏ソロギターの感触が把握できてくると思います。

インントロ、エンディングも必要ですが、これらについては
また別の機会に。


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