母をショートステイに預ける時に、前日か、当日にしておくことがあります。
大阪万博でも建物を建てる人がいないように、
介護でも介護をする人がいないんです。
ですから、ショートステイに預けても、全てしてくれると私は思ってないんです。
ショートから帰ってきて荷物を見たら、
1週間以上預けて、
実際に着替えたのは帰宅日の前日で、
それまでは、ショートに行く時、家で着せたままの服だったんです。
どおりで洗濯物からすごいにおいがしました。
1週間以上、沁みているわけです。
これは、着替えさせる人が足りないか、
着替えさせたくても時間がなくてほったらかしなんだなと思いました。
ですから、母がショートに行く前には、家でできることをしてから行かせています。
散髪、
洗髪、
浣腸して便を出しておく、
清拭、
床ずれ予防のテープを貼り替える、
爪を切っておく、
足を洗う、
足に水虫の薬を塗っておく、
などなど、
1週間くらい大丈夫なことをしておくんです。
他にも老々介護で家でみてやれなくて大変な人もいるはずだから、
母のはできるだけして、ショートに行かせています。
介護ヘルパーさんは、ほとんどいないそうですから、
その分が施設にかかっているわけです。
「施設に入れりゃいい」と簡単に言われますが
施設に入れても、みてもらってない状態になってきてるんです。
人が足りないから。
ある程度は家族がみないと、
お金を出しても、みてもらえない状態になってきてるんですね。
大変なことになってきたなぁと思います。
大阪万博も、万博やるより、
大阪府民の介護や子育てをサポートする方が先じゃないかしら?と思いますが
それでは儲けにはならないんでしょう。
ただ、人を大切にする方が先だけどな、それが商売にもつながるのに、と思います。
母を預けっぱなしにしたら私は楽なんですが、
だいたい1週間が母の体調には限度です。
肌がボロボロになって帰ってきます。
すごい乾燥した中にいるので、
全身ガサガサで、さらに老けて帰宅します。
でも、1週間家にいたら、肌が白くなってふっくらします。
1週間おきにショートに行くのが、母にはいいですね。
こう人が足りないと、潰れていく施設も増えていきそうですね。