あら、まぁ〜
と驚いてます。
我が家の母91歳は
40歳代の時に
「ママは人の役に立ちたくて聖路加行って看護士になったから
ママが死んだら大学病院に献体してくれない?」と私に言ったのです。
母は聖路加看護学校出身の看護士です。
50年ぐらい前だから
献体なんてとんでもない!という人が多かったけど、
私は「ママが死ぬ何十年か後には、みんなの考えも変わるだろう」と思ってました。
昔は、身寄りのない人とか、黒く生きた人とかが献体をする、と思われていましたし、
献体という言葉さえ、差別的でした。
母はこの数年、何回も死にかけて
私は2017年に、大学病院に遺体献納、献体の予約に行きました。
母の遺言、まだ生きてるけど、
遺言を全うしなくてはなりません。
大学病院の偉い医師たちも一応、
遺体献納の予約をしているそうですが、
いざ亡くなって献体するかというと、
偉い医師たちは、というか医師は死んでるんだから、
医師の家族たちは、
ほとんど取りやめてしないそうです。
「世間体というのがあるんですねぇ。
せーっかく、ご登録なさったのに」と大学病院内の遺体献納の予約係の方が言われて、
私は笑ってしまいました。
献体したい人はまず、申し込みをして、OKが出たら遺体献納の登録になるそうです。
母の時は、なんだか登録の順番待ちでしたよ。
時代が変われば考え方も変わりますね。
多様性の考え方もあるかもしれません。
ちなみに、臓器提供の意思がある方や
ご家族の反対がある方は登録できません。