北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ニホンザリガニ探し

2013年09月09日 | 夏の散策日記
夜、外灯回りをしているとふと近くの水路が気になりだした。
以前、外灯回りをしているとき水路で物音がしたので見てみるとニホンザリガニがいたということが何度かあり、ここは多産地なのかという好奇心からニホンザリガニ探しをすることにした。(8月20日 札幌市)

道沿いに長く続く水路を見るとすぐにニホンザリガニが見つかる。


ニホンザリガニ
ここは中型サイズがよく見つかる。



立派なサイズが2頭
水面が浅いので写真を撮りやすい。
にしても多い。
こんなに多いものなのかとびっくりした反面嬉しくもあった。



水路よこを歩く個体
陸に上がると歩く音ががさがさと聞こえるのですぐわかる。



青っぽいニホンザリガニもいた。
これがうわさに聞く青いザリガニか!と思ったが調べてみると、この個体はまだまだぎりぎり青いな程度であることが分かった。


同じ環境に見える水路でも位置によって、隠れ家となる枝の多さなどが関係してかニホンザリガニが多い場所と少ない場所があり、少ない場所には…


クロマメゲンゴロウが沢山いて…


エゾサンショウウオ幼体も多かった。

ニホンザリガニの多い場所ではどちらも見られず。
ニホンザリガニと棲み分けしているのかなという感じでした。



カワニナはどこでも多かった。
ちなみにアメンボも。
ただ中身が出ている写真を撮ってない気がしたのでパシャリ。

ちなみに水路横の外灯にはこの日オニヤンマが来ていました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よし様へ (マイマイ)
2023-05-12 12:33:53
コメントありがとうございます!
返信遅れてしまいすみません。

その場所からザリガニが消えてしまうのはとても悲しいことですね。
ここ10年を思うとあらゆる生息地が失われていそうでなりません。

こちらの環境はあれ以降ザリガニ探しをしていないので生存しているかどうか分かりません。

無秩序な木の伐採や胆振東部地震で土砂崩れがあり一部が埋まったりそれに伴うちょっとした工事の影響なども一部ですがありました。
2日前、気になり散歩ついでに覗きましたがサンショウウオの卵塊ばかりでザリガニは見かけませんでした。
ただ探し方が全くわからず、覗き込むだけだったので見つからなくて当然だったのかもしれません。


夏場なら僕にでも見つけられそうなので探してみます。
見つかったらブログで報告するかもしれませんが、ちょっと心配です。
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Unknown (よし)
2023-05-07 12:41:07
10年前の記事ですから、ご返信無理かもしれませんが、20年弱ニホンザリガニ生息地を観察してまわっている者です。市街地付近の生息を特に注視しておりますが、先日も千歳のある場所が生息確認出来ず、残念でした。多産地でしたが、0は恐らく絶滅かと…

記事の場所は特定されず結構ですが、10年後の今も変わらずの環境場所でしょうか。

私は市内ガレ場藪漕ぎ観察していますが、姪っ子が見れるポイントが一箇所しかなく、生息地を見せる事に主眼を置いているので、日中人の多く、夜は街灯回りの出来るその場所は姪っ子も連れていけそうなので、自力で探さねばと思いました笑

ちなみに私はLTで○○クワ観察が主でした笑
返信する
まるひでさんへ (マイマイ)
2013-09-10 14:50:28
ここは日中、人通りの多い場所なのでそれでもこの環境を保てているのは嬉しい限りです。
しかしカエルのオタマジャクシがいないのが不思議です。

サワガニですか。しかも結構身近にいるのかすごいですね。
今回のザリガニもそうですが、探せばまだまだ身近に色々な生物がいるのですね。
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Unknown (まるひで)
2013-09-09 22:56:27
大切にしたいですね、ザリガニやこの時期に幼生のままのサンショウウオがいる水辺。
私も先日、仕事場の近くの小川でサワガニをたくさん見つけました。北海道では見ることができませんが、結構生息域が広くて、びっくりするような住宅街の側溝や森の中で見つけることがありますヨ。
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