ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『みっちゃん 総本店 じぞう通り店』でカウンター晩酌。

2017年12月21日 12時43分32秒 | 広島・お好み焼き・粉もの

日曜日に歩く。

じぞう通りにはお好み焼き屋さんが多い。

ざっと5軒はある気がする。「玉家」さんとか「貴家。」さんとか。

 

その中でも、知名度一位はここではないか。

 


 

『みっちゃん 総本店 じぞう通り店』

住所 広島市中区小町8-4
TEL 082-248-3022
営業時間 [平日]17:30〜23:30
[土曜]11:30〜15:00 / 17:00〜23:30
[日曜・祝日]11:30〜15:00 / 17:00〜22:30
(昼L.O/30分前、夜L.O/60分前)
定休日 火曜日
予約 可・ 団体予約もOK
アクセス 中電前電停より徒歩5分
富士見町バス停より徒歩5分
駐車場 なし・近隣に有料パーキングあり
座席 54席・カウンター席あり・子供用イスあり
個室 なし

 http://www.okonomi.co.jp/jizo.html


 

『みっちゃん』というお店がお好み焼き発祥のお店であり、つまり始祖。

総本店っていうのは・・・・・・・・・・・・・・・まあそういうことだ。そのとおり。

 

(っていうか・・・総本店って言うからてっきりここがすべてを統べる本店かと思っていたのに、みっちゃん総本店が何店もあるのだなんて!)

「みっちゃん総本店」までが屋号というか、「元祖〇〇」までが店名の店みたいなものか。

そういえば『みっちゃん横川店 分店』とかがある。

みっちゃんシリーズはいったいいくつあるんだろう。

 

っていう広島不見識がゆえの揺らぎなどをおくびに出しつつ、

座る。長い鉄板のカウンターに。

 

 

梅雨、雨の日はビールが安い(なんと2017/6/21に行った時の記事だった)。

しかしこの日は雨ではなかった。

ノーマルだ。太陽ってる!

 

注文は、オーソドックスにしようか。

いや、お腹いっぱいオーソドックススタイルにしようか!

肉玉子の、麺ミックス(そば+うどん)

お好み焼き800円+麺150円で950円。

 

それにノーマルなビールをいただいて、しまおう。

 

お好み焼きにはDXとか、スペシャルとか、特製とかいろいろあった。

(よく読まないとわからないよ)

よく読まなかった。

トッピングに「すじ煮込み300円」っていうの、気になる。

まあ我慢だ、すでに賽は投げられているし、キャベツも熱されている。

 

恐らくお好み焼きが焼きあがるまでにはしばらく時間がある。

15分とか?わかんないけれど。

お好み焼きよりも早くできてビールのあてになるもの。

牛コウネ680円。広島っぽいやつを、ください。

 

 

ビールが来て、落ち着いてちびちび呑み始める。

舌を潤すようなちびちび加減。

 

鉄板が立派だ。

ものの本によると、12mあるらしい、この鉄板。

12mというとあれですよ、十二支の生き物が1mに1匹ずついても、ちゃんと収まるという距離。

ウサイン・ボルト(引退前)でも走破に1秒くらいかかる距離、それが12m。

 

すごいね。

 

あ、コウネが来たようです。

ネギの香りが、下からたちあがる。

コウネは優しいたおやかさのある肉。

 

「牛の肩バラの一部で、前足の脇の辺りの部位。少量しか取れない希少部位で、コラーゲンとゼラチンがたっぷりでジューシーでさっぱり!広島の名物です。」と説明。

ひらひらとしたようなお肉。

闘牛だったら、ムシマルが闘牛だったらオーレ!ってなるひらひら加減。

タレはポン酢的な酸味をまとっていて、食べるとジューシーでさっぱりする。

惹句の通りだ。

 

食べると甘味とさっぱりさ。

ポン酢とコウネいいなあ。

お好み焼きに入ったりとか丼に入れたりとか焼肉だったりといろんな形でコウネを食んできたけれど、

ポン酢の組み合わせは離れがたき絡みつき加減をした高相性であろう。

 

おお、そしておおお!

お好み焼きが来たよ。

麺2玉で大盛りのこと以外は、見た目はオーソドックスっぽいな、と思った。

(そうかていうかここが基準だ開祖だ)

 

お好み焼き界の子午線だ。

 

子午線を裂く。

中からは、麺が大判小判のようにザックざくでした。

厚みが丸く収まって、収納マルである。

四角いものもまるくおさめる咄家の方みたいだ。

 

うわー、ざっくざくだ食感。

 

手応えがなにかを折るような感触。

おいしく食べられますように。

 

小皿&箸OK。

ちょっと意外、なんか元祖の店だと鉄板からで箸でなくヘラで食べるんだーって気がしたのだ。

 

ぱく。

あー、好きかも。

 

あっさりとしてそれでいてしつこくない、そしてパリパリ感がある。

うどんはモチっとしているからパリパリとモチモチとの競演である。

ザクザクとフユフユの間を反復横跳びし続けているような、なんだろう、魔性。

 

 

調味料ちぇーっく。

ソースにマヨネーズに一味唐辛子にレモンに、ってたくさんある。

(これも意外だ・・・なんとなく、伝統あるお店って調味料絞っていたりマヨネーズなしっていうイメージだったのに)

 開かれている。

 

これがお好み焼きチャンポン真横積層撮り。

お好み焼きの断面図は、いつ見てもいいものだ。

うどんやそばの麺が途絶しているとこを見るとき、私の胸中の霧は晴れる!

 

ムシマルは思い付いて、出てきた2品をジョイント。

お好み焼きonコウネ。

あーポン酢が語りますな、さっぱりの晴れ晴れする感覚。

 

うまいおいしいと思う。

 

こう、頑固とか一つのやり方限定なのかなって思っていたらお好み焼きもメニューもホスピタリティもやさしめ。

ムシマルが勝手に高い敷居を想定してしまっていたっていう話かもしれない。

 

食了。

王道を押さえることができて、良かったと思う。

 

広島を去っても去る時が来てもムシマルは広島のみっちゃんでお好み焼きを食べたよ、そこが子午線で子午線を切り裂いてモチモチとパリパリを反復横跳びしたよ、そういうのだ。

変な顔をきっとされる。

 

 

 

2,000円くらい。

 

 

 

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みっちゃん総本店 じぞう通り店お好み焼き / 中電前駅市役所前駅袋町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7



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