ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

広島駅:広島駅弁「広島旅弁当」を手に、

2017年01月21日 11時55分29秒 | 広島名物牡蠣のたぐい

三次に行ってみようと思って、定期診察の後に旅立つ。

 

三次とか三原とか立地をあんまり分かっていないのであるけれど。

 

旅立ちはムシマルをいざなう。

午前10時半に診察とお薬もらうこと終了。

 

そこから移動して、11時くらいに広島駅到着。

三次行は、芸備線か。

ええっと?

よくわからなかったので総合案内で聞いてみる。

「乗り換えで行けます。終点で下りて数分待ったら三次行きが来ますのでそれに乗っていただければ」

ありがとうございます。

 

11:10。どうしようか、と思って。

向こうで食べるかくらいの気持であったけれど、むくむくと駅弁の気分になってくる。

駅弁屋さんを見たからだ。

南口改札ほど近くにある。

 

野球シーズンの時はもっとカープ弁当を売っていた気もする、うろ覚えであるけれど。

けっこうある。

 

高知県はあんまりないんですよね駅弁。

駅弁屋さんがなくて、お土産を売っている店の片隅に置いてあるくらいだった気がする。

 

でも高知には「カツオのたたき弁当」という駅弁史上類を見ない存在があるのである。鮮魚in弁当。

みんな、高知でも駅弁食べてね。


 

駅弁といえばその地域の名物がぎゅっと詰まっている・・・・・というイメージの通り広島の駅弁も名物いっぱいおいしそう。

あなごにタコに牡蠣、瀬戸内海の幸、あと一品だけ、トンカツ重だったっけお肉メインのものがあったような感じ。


さて、ムシマルは広島初心者。土佐脱藩編であるからして、入門編というかいろいろ入っているものがいただきたい感じ。

 

目に留まったのは「広島旅弁当」1100円

 

もみじ弁当も気になったのであるが、「旅」というのがいい。

だってムシマルはこれから旅するのであるから。

 

だって旅だぜ。

 

購入。

 

あと練り物を別店で買ってしまう。

「阿藻珍味」さん。

 

高知県も、かまぼことか練り物はあるけれど、こんなファーストフードっぽい感じはないかも。

高知県ではじゃこ天が主流なきがします。

 

見る。悩む。

(そういえば宮島口にもこんな感じのスティック状練り物あったなー。広島では割とメジャーなスタイル?)

 

 

 エビ玉ねぎ280円と厚いdeがんす一つずつください。

 

 

そして発泡酒をコンビニで買い、9番ホームで発車を待つ。

ローカル線っぽく、そして平日昼間っぽくひとは少なめ。

 

窓際とーる。弁当ひろげーる。

包装は、広島観光簡易マップみたいな感じ。

 

世界遺産な宮島と原爆ドーム、それから呉スポットが載っている。

 

おーぷんざせさみ。

5分割、っていう感じのお弁当。

どことなく赤い仕切りが宮島っぽい。

 

アナゴと牡蠣。広島の二大海産物が揃い踏み。

 

カキとアナゴの炊き込みご飯2種。

カキフライに、肉じゃがに里芋ほかの煮物。

こいわしの南蛮漬け。

デザートもひとつ。

そんなレギオンがごとき食べ物の編成隊。

 

ぱか。

ああしまった。

まだ全然列車が出ていないのにお弁当を開けてしまった。発車まであと6分ある。

 

流れる風景をおかずの一つとしてあれするのがあれではなかったか。旅情では。

・・・・・・鉄道ファンであれば駅弁鉄の方であればそうかもしれないが、

何を隠そう、ムシマルはただの食いしん坊でね。

くいしんぼうばんざーい。

・・・・・・・・・もう食べます。

 

発泡酒をぐいとのんだところからのご飯食べ。 

炊き込みご飯おいしい。常温でもおいしい。

 

あ、仕切りと仕切りの小さな隙間にお漬物。デッドスペースかと思いきや入っている。ちょっとお得に感じるような気がします。

ムシマルはちょうどブラッドベリのスペースマンな描写を読んでいるところであるので、この有効スペース使いマンにはとてもありがたい思い。

こいわし南蛮漬けといい、漬物といい酸味はいいですね。

 

 

・・・発車はもうすぐ。というかまだ出ていない。

着席早々にお弁当箱を広げたのはやりすぎだったかもしれない。後悔はしていない。

 

あ、肉じゃがぽい物のニンジンが紅葉模様。

細工が細かいですなあ。

 

そして、今出る。

芸備線にうってでるのは、初めて。

 

なんか住宅街だったり山だったり、すぐそばになにかあるところを切り開くように進んでいるなーと思いながらご飯が進む。

 

 

炊き込みご飯のアナゴは、それほど厚身ではない。

お味はそんなに濃くなかったかな。

さらっとアナゴ。三段跳びでいうとステップみたいなアナゴでした。

何のことやらわかんない比喩を今日も今日とて書くのですムシマルは。

 

牡蠣はアナゴよりも主張している。

 

ふくよかな牡蠣にご飯の移り香のようなあじわい。

これは落ち着く。落ち着くおいしさ。

 

デザートに和菓子などまであり、食べ終わったときの満足感はアゲアゲですな。

完食しました。

 


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