2021年6月後半にオープン。
駅から歩いて入店。
駐車場もあるようです。
中華そば 中々。
営業時間 17:00~24:00(平日)
11:00~14:30 / 17:00~24:00(土日祝)
定休日 月・火
〒780-0971 高知県高知市南万々24-16 駐車場完備
17時半くらいの、晩御飯には早め入店でしたがもうお客さんいっぱいいたようで少し待つ。
人気店、新店ブーストもかかっているのだろう。
来店当時はまだオープン後の1週間くらい。
・・・・・・・・・・・・お外で待ってる、椅子があるので椅子に座って。
よし、呼ばれた。
カウンターに着席。
バイトの方というか、新人さんらしきスタッフさんがより偉い方から指導を受けている。
(意訳すると「連携は密に行こうぜ!」みたい)これからオペレーションを固めていくぜ、っていうフレッシュな困難ハードルが透けて見えてよい。
(スタッフさんには悪いが、これぞ新店って感じ。祭りの華ですな)
なぜJRで来たかっていうとちょっとだけ吞むためである。
おつまみ充実という情報を得ていたので。
でもうーん・・・・お客さんがムシマルの後にも増えてきた。
これは長っちりできないのではないか?
(江戸っ子みたいに、あるいはスピードワゴンみたいにさっと手繰って粋に華麗に去る?)
ともかくメニュー。
あ、なるほどう。
何かで見た「全国各地のおつまみが揃ってる」みたいな惹句は、このお取り寄せフードや缶詰ってことか。
缶詰バーとかどこかにありますよね。そんな感じか。
ああ、日本のどこかで私を待ってる缶詰がある。
惹かれる。
だが前述なんだかざわざわしているから早めに切り上げようポリシーを守ろう。
ムシマルはお酒を吞みに行くことは禁じられた遊びになってしまっているので、
・食べ物屋さんでワンドリンク的にアルコールを頼むのはアリ
※ウーロン茶やコーヒーを頼むのと本義的に何も変わりないという認識です。
・その場合も一時間を限度で、あくまで「お食事」メイン。時間帯も遅くならないようにする。
・ソロ(孤独のグルメと同じ、お食事を楽しみ会話は心の中で運用)
・感染対策しっかりしていることを確認
っていう感じがマイルール。
を守るようにしている。
ほんとはアルコールにコロナ誘発物質があるわけでなし、いいじゃんもっと呑みたいって気持ちと闘っている。負けたい気持ちもある。
閑話休題してメニューに対面する。
いやー品揃え!
「イカ刺し明太」や「甘エビ塩辛」とか、日本酒キラーなもの多数。
「サバのキムチ煮」も気になる。
うーーん、初志貫徹でラーメンに。
?
選択肢「究極」と「至高」・・・・ではなく「極上」。
海原先生を蚊帳の外とは。いい度胸だぜ。
「本日は極上の中華そばは売り切れです」その声は・・・あなたは注文を取る係のスタッフさん!
「極上」は、細かく覚えてないけれど「究極」のグレードアップ版だったような記憶。
じゃじゃじゃあ、究極で、アルティメットムシマル。
こだわり文章を読むと、
この中華そばは、あごの煮出しとか土佐ジローとか菜種油とかチー油とかを使った選りすぐりかつシンプルなものだとか。
そのおこだわり、ムシマルにもおくれよお!
急にあらぶってしまった。すまない。
頼んだものは
ビールと・・・・ラーメンと・・・つくね!土佐ジローのつくねだ!
ビールが届く。
ビールは冷え切ってなかったかも。
海外だとこのくらいって聞いたことあるかも。
(なるほどヨーロピアンスタイルか・・・・)
おいしい。
スマホの充電設備がばっちり備わっている。
残念ながらムシマルはノー充電器。
待ってたら来たよ。
つくねが・・・・!!
美しいタコ焼きみたいだ。
卵黄にお付けくだせえ、って言っているみたいなものだ!
思わず箸を探す。
引き出しの上段にあった。
下段には匙。
どれ、卵黄の鮮やかな黄色その輝きに耳を傾けず(ムシマル耳に明暗判定光彩測定機能はなかったから)、
なんかもうソースかかってるからそのままモグモグしちゃえともぐぅ・・・。
んまーあまい。
つくね、甘い。
形から入るせいか、似姿であるたこ焼きのイメージがついているせいか、
なんか近いものがある、香ばしさが、近い。
アッサリしている・・・のとは違うけれど、抵抗のない甘さ。
卵黄をつけると一気にどろっとしていてつぶつぶしくてあっさりでという矛盾存在を内包するメドローアみたいになる。
フレイザードくらいいい線行ってる。
この感じなら、他のおつまみ充実してそうだけれど、外に待ちがどんどんと何人も発生しているようなので早期退散ポリシーを胸に刺す。
そういう心境に現れた「土佐ジローの中華そば(究極)」。
メン・スープというラーメンの必須構成要素にプラスして
ゆでたまご(半個)とチャーシューとネギと海苔とシナチク。
麺がクリスタルすぎてのだ。
麺か麺じゃないか物議をかもしかねない。
啜り後味がきれい。
おいしさの方向性がきれいなフロアムーヴ。
そして最後にフリーズで決める。
そんなスパッとした感じ。
立ちジャンルをやってる。
【シナチク】
色味が麺と完全一致。
シナチクが太くないけれど長くて七支刀みたいなビジュアルが好み。
車田正美マンガで七支刀で死闘が出てきて以来、俺は七支刀にめろめろっちまってんだ。
ムシマルのトークについていけない方は『風魔の小次郎』を読んでください。
結果、
ムシマルはシナチクに『雷光剣』と名付けたのち、食った。
【スープ】
スープがクリア。
透明だ。
ムシマルは不透明人間だから、このような透明スープと対になる存在!
土佐ジローを推しているから強い感じかと思ったら、むしろ、逆に、いかんとも流麗だ。
チャーシューは柔らかいねえ。
男性スタッフさんに「有機塩」とやらオススメされたので従う。
うんうん、弾みがつきますね。
塩の投入はイイね、水清ければ魚棲まずって田沼意次も言っていた(孔子さんも言っていた気がする)。
キレイなだけじゃないんですって感じ。
・・・・禁断を思いついたので試す、
肉完食済みで余ったつくね用卵黄を、らーめんにぶち込むのだ。
特攻(ぶっこみ)のムシマルといえば俺のことかもしれないぜ!
!?(少年マガジンオマージュ)
人によっては透明な存在を汚す行為と思われるかもしれない。
だが、チキンラーメンに生卵onラーメンの魅力を教えてもらった身としては、試さずにはいられない。
もう今はあの日の透明なスープじゃない
欲望のままのかけがえのない汁だ
あー麺にどろろとすべてが絡みつくのでした。
スープを全部飲んじゃった。
普段はスープ全飲みは健康的見地からしないのに。
するっとカラダがGOサインを出してしまいました。不思議。
土佐ジローは司令官なの?ムシマルにGOサインを出す権限を持つ上長なの?
お会計。
帰り際、スタッフさんもしかして店長さんかもが唐揚げも人気の名物だと、テイクアウトもやっちょると言うてくださる。
たしかにたのんじょる人多かった気がします。
後ろのテーブル席から、直視していないけれど唐揚げの香りがしましたよ。
総評
麺
クリスタル野田、もしくはマジカルかラブリーなスッキリした食べ味。
高知で人気の製麺所『佐竹製麺所』さんらしいです
スープ
土佐ジローを推している店というイメージで、そういう印象からもっと強い濃い味かと思っておりましたが、
濾過されたような抽出したようなそんな味。
なかなかコンセプトに向かって攻めてるという感じで、好印象。
接客
オープニング(来訪は2021/7/4)のバタバタを感じましたが、前向きなバタバタって感じで次回期待が持てました。
許されるのならスープに白飯ぶっ込みたくなる。
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