天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月03日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「散るは望郷 はぐれ花!」脚本:和久田正明 監督:松尾正武

吉宗失脚を狙う尾張藩江戸家老と丁字屋、千石屋が結託し江戸の博徒や無法者を使って町を荒らしまわらせていた。
目安箱に深川が無法者が荒らしまわっているとの訴状が絶えない。
いくら取り締まっても焼け石に水と言い訳する無能な忠相。
丁字屋の娘お染の身代わりに、五年の島流しの刑を終えて戻ってきた渡世稼業のおぶん。
丁字屋は秘密を知りすぎているおぶんを殺そうと刺客を送るがことごとく失敗。
そこで彼女に関係する人物を殺していく。襲われているところを助けた新さんに諭されたおぶんは足を洗う。
しかし、お染によって殺されてしまう。
「吉宗様ならちょうどいい。今こそ尾張様の天下を。」
「いかにも!」
まさかお染が悪人だと思わなかった。あ~びっくり。
今回のみどころ
な、なんと胡散臭さ満点の疾風が、城内で「恐れながらそれらを束ねている輩が…」と吉宗に報告。
町で新さんに報告するときも画面の前に大きく映っていた。
今回は何かしら台詞まわしもしっかりしているような…。

これまで左源太様に頼っていたが、才三殿では頼りにならんと思ったか
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月02日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「恋の目安箱」脚本:野波静雄 監督:牧口雄二

勘定奉行と札差が結託し米相場の値段を十両安くし差額を横領しようと企む。
奥裕筆の役人の娘、志乃と質屋の次男と徳三郎は夫婦になる約束をしている。
しかし奥裕筆の父親が頑固一徹で認めない。
徳三郎は目安箱に「どうか将軍様私たちの恋にお力沿いをお貸しください」と訴状を入れる。
と、こんな訴状で城を抜け出し質屋に向かう新さん。
勘定奉行は志乃を側室に迎えたいと考え、父を殺害しようとする。
そこへ新さんがいつものようにぎりぎりのところで「正義」の扇子を投げて助ける。
そんな新さんに説得された父親は徳三郎を認め、徳三郎は湯飲み所の見習いとして働き始める。
十両ごまかした貼紙相場が発表された。時価より十両安いと訴える徳三郎。
それを知った吉宗は勘定奉行を問いただすが、書き損じとごまかされる。
そしてその貼紙を書いた父親を責め、身の潔白の為父親は切腹してしまう。
それを知った新さんは成敗に向かう。
「世の顔を見忘れたか。」
「かくなる上は…」
今回から才三は刀を鞘に入れ始めた。背中に隠すのは苦手らしい。
今回は全編にわたってほのぼのムード満点。相場のピンはねなんて成敗場面の為のおまけという感じ。
しかしこういう話は大好きだ。
今回のみどころ
河内屋の入り口でおさいにばったり出会った新さん。
おさい「河内屋さんの大旦那に呼ばれて話を聞きに行ってたんですよ。」
新さん「その話とは河内屋次男坊とくさぶろうの婿入りの件か。」
おさい「まあ、新さんがどうしてそれを。」
新さん「え…いやいや、あの…友人に聞いたんだ。」
おさい「なるほどね、相手の家はお武家様ですものね。」
新さん「うん。」

おいおい、どんな友。おさいさんも疑いなさいよ。

そして徳三郎の人柄に聞いた新さん。
おさい「ちょっと優しすぎて気の弱いのが玉に瑕。わたしゃどぉもお武家さんの養子には
向かないんじゃないかと思うんだけどねえ。」
新さん「その辺は差し障りないんだ。これからの武士は市井の為に働いてもらわんといけないからな。」

もおぉ、おさいさん、新さんを信用しすぎ。まあ、いつものことだけど。


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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月01日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「淡雪に祈りの恋奉公!」脚本:今村文人 監督:荒井岱志

吉宗失脚を企む旗本寄合席の父子。
寺社奉行の役人たちが運ぶ日光東照宮の金箔に使用する金塊を盗まれた。
下手人が残していった葵の紋の御旗は4年前に盗まれたものだった。
それを隠していた孫兵衛はひそかに探索を始める。
いつものようにめ組を訪れた新さんは無役の小普請木島平助と下女お糸と知り合う。
平助宅を訪れようとした新さんは門から孫兵衛が出てくるのを見かける。
平助の父は孫兵衛の友人で、4年前葵の御旗を運ぶ途中盗まれ殺された。
新さんはいつもの「話してくれんか、誰にも言わんから。大丈夫だ、話してごらん。」作戦で
お糸から4年前の話を知る。
旗本の中間が盗まれた金塊を持ち逃げしようとして殺された。
この件について旗本に尋ねた忠相は知らぬ存ぜぬと門前払い。
吉宗に「この件、稲葉家はもとより寄合旗本衆に対する最大の恥辱と心得る故、私にも覚悟を
いたしておけと。(笑)いやぁまるで形無しでございました。私もいよいよ首を洗って待つより
手がないようでございますな、はっはっはっはっ。」と笑いながら報告。
無能さ爆発の忠相であった。
「せめて譜代の旗本ならばこの場にて潔く腹を切れ。」
「父上、もはやこれまで。上様とて構わぬ。」
今回の成敗は上様大好きの仇討ち。みねうちで弱らしてから、お庭番の助けで斬らせる。
旗本の父はミスター万七こと遠藤太津朗が扮する。
今回は一人息子に勧められ仕方なく加担してしまい、成敗されず自ら切腹。
ちょっと良心のある悪人だった。
今回のみどころ
防火用のため池を見に平助に案内される新さん。
平助「新さんは、火事を防ぐ工夫が趣味だそうですね。」
新さん「まあな。」

おいおい、どんな趣味よ。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月01日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「母恋いなみだ舟」脚本:鈴木生朗 監督:萩原将司

中川御番所(房総へ往来する船舶を監視する役所)を勤める旗本寄合席と岡っ引きが結託し、
とが人を逃がしてやると見せ掛け、盗んだ金だけ奪って殺していた。
手配中のとが人が一向に捕まらないという訴状が多いと孫兵衛に注意された忠相。
とが人をかくまいひそかに江戸から逃がす闇の一味がいるという噂があって苦慮していると言い訳。
母親に会いにひとり木更津から出てきたおみつを新さんはめ組にかくまう。
おみつはかわいくて、しっかりものでしかも演技がうまい。
早速新さんは母親探しを始める。
母親おあきは逃がし屋の岡っ引きに騙され一味の船宿で働いていた。
「おぬし主の顔を見忘れたか。吉宗、断じて許さんぞ。」
「えぇい、かくなるうえはお命をいただくよりほかない。」
今回はお庭番の活躍が少なかった。しかも才三は成敗したあと刀を後ろに隠して礼をするが、
体からはみ出している。しっかりしなさい。
今回のみどころ
江戸城で談笑する吉宗、孫兵衛、忠相。
上様のお陰で逃がし屋が消え町方の信頼を取り戻すことができたと礼を述べる忠相。
孫兵衛におあきはどのような罪だと訊かれると、逃がし屋の一味のおせんは海の藻屑に消え、
おあきはかかわりないと答える。
それを聞いた吉宗は「さすがは忠相。世間でいう大岡裁き。この吉宗、母子に代わって礼を申す。」
おいおい、無能な忠相をなんとかしなさい。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月31日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「白狐が泣いた 夫婦唄!」脚本:今村文人 監督:松尾正武

西国代官を務める旗本と日向の薬種問屋が結託し、楠を不正に伐採ししょうのうをつくり、
私腹を肥やし、訴えでようとしたものの口封じもしていた。
彼らに殺された娘夫婦は白狐に化けて薬種問屋や旗本を襲い世間を騒がせている。
前回殉職した左源太に代わって新しくお庭番に才三が登場。
薬種問屋の西国屋に白狐(びゃっこ)がでたと聞いた吉宗。
忠相に白狐の面を盗まれた見世物小屋を聞いた新さんは探索を始める。
お庭番の西国屋の探索でしょうのうを扱っていることがわかった。
しかし薬を手当たりしだい臭いをかぎ、なめまわして咳き込む才三はなんとも間抜けなお庭番だ。
才三は吉宗の命により日向の出張陣屋でしょうのう作りの現場を突き止め、役人を江戸まで連れてくる。
初登場なので出番が多い。
今回の成敗は吉宗姿で狐の面をかぶって登場。
「せめて世の面前にて潔くいたせ。」
「いやっ、上様ではあるまい。こやつこそ白狐のくせものじゃっ。」
今回のみどころ
おけいの家へ煮付けの作り方を教わりに来た新さん。
まさごろう「変わったお武家さんでござんすね」
新さん「江戸の海で採れた小魚を上手に煮付ければ、江戸の名物になるかもしれんからな。」

絶対怪しい
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月31日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「左源太 愛に死す!」脚本:今村文人 監督:牧口雄二

奥羽地方は冷害による凶作で人々は飢えに苦しんでいた。
吉宗は幕府から三万石のお救い米を送ることを決意。
そのうち一万石を命じられた紀州藩。勘定奉行と勘定吟味役、御用達商人が結託して
本来なら上米のところをくず米にして私腹を肥やそうと企む。
紀州藩勘定奉行と吟味役、御用商人が料亭から出るところを何者かに襲われたところを左源太が目撃。
すると吟味役はかつて紀州時代の道場仲間の篠田小十郎だった。
そのことを知った吉宗はお庭番に紀州藩の探索を命じる。
小十郎の妻、綾は左源太と恋仲でお庭番として江戸へあがらなければならなくなり、仕方なく別れた。
悪人たちの密談を立ち聞きしていた綾は小十郎に斬られそうになり、疾風が助けようとするが、
逆に二人とも捕まってしまう。
疾風は伝書鳩を使って左源太に連絡。吉宗への連絡は才三にまかせ、左源太は単身救出に向かう。
かろうじて牢から二人を救出した左源太だったが、追っ手の鉄砲隊の銃弾に倒れてしまい、
しかも小十郎にとどめまでやられてしまう。
その直後に新さんが登場。いつもならみねうちのところをめった斬り。
新さん「左源太、左源太、わかるか。」
左源太「うえさま…」
新さん「しっかりしろ。」
左源太「…わたくしは、私は上様のお庭番でございます。…綾さんを、綾さんを私の妻に…」
綾「左源太様!」
新さん「何を言うのだ。あや殿の心はお前と会ったその時から…左源太、お前の妻だったのだ。」
絶命する左源太。
新さん「左源太!左源太!」
悲しみと憎しみの炎を燃やす新さん。そして左源太の傍らに寄ってきて涙する疾風。
才三と共に紀州藩邸に成敗に向かう吉宗。「俺は断じてお前たちを許さん。天下万民の為に成敗いたす。」と容赦ない口調。
今回は小十郎を吉宗が自ら成敗。たたっ斬る!
そして目に涙を浮かべながら「左源太。お前のことは決して忘れん。…決してな。」
今回のみどころ
江戸城桜田門へ左源太を訪ねに行く途中武士に襲われた綾を助けた新さん。
「私が門番に頼んであげよう、相手の人はなんていう人だ?」
「おしろしきの方で、くらち左源太様と申します。」
「左源太なら私の友達だ。私は徳田新之助…」
と門で疾風を呼び出す新さん。

友達というより大親友でしょうが。左源太の苗字は「くらち」というのか。
最後でわかるなんて悲しすぎ
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月24日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「草笛に秘めた過去」脚本:和久田正明 監督:荒井岱志

忍びを使って藩の秘密の証拠を奪いゆすりをはたらき私腹を肥やす大目付。
秋田藩は城の改築を計画していた。その図面を忍びの加東次が盗み、大目付に渡す。
大目付に五千両を要求された秋田藩江戸家老。江戸で小間物屋を営む加東次の妻お浜に図面を取り返すよう頼む。
大目付が尊大な振る舞いをしていると大名より苦情が出ていると孫兵衛や忠相から聞く。
忍びの決闘を目撃したお庭番は秋田藩に異変があるのではと吉宗に報告。早速吉宗は探索を命じる。
今回のみどころ
大目付の下働きとしてうまく潜入した妻は絵図面を盗み取るが、加東次にみつかってしまう。
そこにお庭番が助けるがいつものように疾風が最後まで守ってくれず、出口近くで手を離されてしまう。
わぁ~捕まる、というところに新さんなのだが、なんと馬に乗って登場。うまくお浜を乗せて逃がしてやります。

ほんとかっこいいからって調子のってます。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月24日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「菊乱れる非情の剣」脚本:和久田正明 監督:牧口雄二

浪人たちが集まりかすみのじゅうべいと名乗る盗賊が江戸の人々を震え上がらせていた。
いつものように忠相は役に立たない。吉宗はお庭番たちに探索を命じる。
晩、半次郎と「二合半」という飲み屋に入った新さん。
そこには「首切り朝右衛門」と恐れられ、蔑まされている浪人が一人飲んでいた。
彼は美作の出身で、とある事情で江戸に流れ、剣の腕を吉宗に見込まれ、罪人の首斬りを生業にしている。
彼には一人娘と優秀な弟子がいる。朝右衛門は弟子を婿に向かえ跡を継がせたいと考えているが、
娘は父親の生業を認めず、冷たくあたっている。
盗賊一味の案内役が朝右衛門によって斬首された。娘は焼香に出かけるが、その弟に犯されてしまう。
父親の反抗心から男と付き合うようになった娘。弟子は連れ戻しにやってくるが弟に殺されてしまう。
お庭番の探索によって盗賊一味のアジトに娘がさらわれたと知った新さんは朝右衛門と共に成敗にむかう。
朝右衛門に土方歳三で有名な栗塚旭が扮する。
今回は盗賊一味が敵という単純な筋書きだが彼の名演によって支えられていた。
今回のみどころ
居酒屋「二合半」で酒を酌み交わす新さんと朝右衛門。朝右衛門の過去の話題でしんみりした雰囲気。
二合半のおやじ「なんでい、通夜じゃあるめえし。まるで死神が二人いるみてえだな。
あぁ~あ、これじゃあ商売あがったりだよ。」
と、そこにめったざしにされた弟子が入ってくる。

あらあら、死神どころか死体も入ってきたよ。大変だぁ~。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月23日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「名奉行、なさけの仇討」脚本:飛鳥ひろし 監督:牧口雄二

目付け時代に役目をしくじり出世街道から挫折した今は小普請の直参旗本。
渡り中間を使って各武家の弱みを握り、ゆすりを働いて日々をすごしている。
勘定方役人の一家心中をした。渡り中間にゆすられていたと忠相より報告を受けた吉宗は、
悪事を働く渡り中間の取締りを許可する。
め組を訪れた新さん。そこで父親の敵を探す武家の娘と中間に出会う。
中間の徹底取締りを行う南町奉行。容疑者の一人を追うが、逃げ込んだ先は2千二百石直参旗本屋敷。
この結果を聞いた忠相は屋敷に向かう。旗本天野勘解由は忠相の同じ道場の旧友だった。
左源太と共に潜入捜査で屋敷に咎人をかくまっているとわかった吉宗は目付を呼び出そうとするが、
忠相は考えがあるから任せてほしいと頼む。
敵討ちに旗本屋敷に向かうが、門外に出てこない中間。め組の連中が巧みな話術でおびき出すが、
そこに南町奉行同心が捕らえてしまう。忠相の裁きは江戸所払。
江戸を抜け出す途中の中間にまた二人が敵討ちをしようとすると、旗本の仲間たちが助太刀するとやってきた。
危機一髪、というところにいつもの「正義」の扇子かと思いきや、そこに忠相登場。無事二人の本懐を遂げさせる。
今回の成敗は忠相も登場。そして「成敗!」はなしで、勘解由は自ら切腹。
今回は「暴れん坊将軍外伝・大岡越前」としてもいいほど忠相大活躍。
新さんやお庭番はおまけという感じ。出てこなくても話が進んでいた。
しかも悪役は悪いとわかっているが日々の生活がやりきれないと、憂さ晴らしをしているかのようだし、
証拠の品をわざと忠相に渡したり、まるで非行に走った学生のような人物に描かれていた。
今回のみどころ
中間は敵がかげゆの中間として働いていることをつきとめる。
これを聞いた新さんは左源太と共に屋敷の賭場に潜入する。
左源太「さあ若、ぱぁ~っといきましょう、ぱぁ~っと。こんどははんだ。」
新さん「よし、じゃあはんだ。」
で、コマの目ははん。
新さん「ははは、また勝ったぞ。ばくちなんて簡単なもんだな。」
左源太「ついてるねぇ若。」
新さん「はははははは…」

世間知らずな旗本三男坊とそれをカモにするならず者。わざとらしさがたまらなくうまいっ!
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月22日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「あぶな絵の皿を追え」脚本:鈴木生朗 監督:日高武治 

・上州おにづか藩江戸家老と隠密目付、廻船問屋が結託してあぶな絵の皿を密造し、
抜け荷をはたらき私腹を肥やしていた。
・5年前左源太と共に上州おにづか藩へ潜入捜査した又七郎。抜け出す途中隠密目付に正体がばれ、
捕まっていたが、地元猟師に助けられ、お庭番の身分を棄て弥助と名を変えその娘と共に江戸へ戻り、
川魚や小鳥を売って慎ましやかに生活している。
この二つの話が絡み合って複雑な展開だ。

侍に斬り殺された男が持っていたのはあぶな絵(春画すれすれの絵)の皿。
抜け荷の品とにらんだ吉宗は探索にでる。
左源太は探索の途中又七郎に出会う。しかし又七郎はしらを切る。
新さんは又七郎と共に暮らすおいねを呼び出し、いつもの俺を信じて話してくれないか作戦で事実を聞き出す。
たまたま隠密目付を見つけた又七郎は後を追い、悪事の全貌を知り、早速新さんに手紙を託す。
今回はお庭番は失敗続きで役に立たない。左源太は隠密目付にすぐばれるし、賭場に潜入した疾風は
無理に聞きだそうとしてばれてしまう。又七郎がいなかったら迷宮いりのところだ。
今回のみどころ
猟師に助けられた又七郎。娘を一緒に江戸へ連れて行ってくれと頼まれるが…
「俺たちお庭番は役目柄、桜田の御用屋敷内に住まわされ、一切外部との付き合いは禁じられているのだ。
嫁取りも同僚の十七軒以外とは許されんのだ。」

へぇ~そう、勉強になった。
しかしべらべら喋るお庭番だわ。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月22日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「め組に届けられた赤ん坊」脚本:篠崎好 監督:日高武治

佐渡奉行と旅一座の座長、札差が結託して、佐渡の金を横領し小判を着服する。
佐渡奉行配下の同心が不慮の事故で死亡する事件が気がかりな吉宗は城を出る。
一座の荷物の中に金塊を見つけてしまったお里。彼女には金座の役人の子供がいた。
お里が旅一座に襲われているところを助けた新さん。お庭番たちに探索を命じる。
お里は役人と子供に危害が及ぶと脅され、いままで口を閉ざしていた。
金と小判の量が合わないと気がついた役人は上司に報告するが、殺害される。
今回のみどころ
左源太は出入りの仕出し屋、疾風は新入りの芸人として潜入。
疾風はずっと鏡の前でおしろいをはたきながら聞き耳をたてる。
いつものとおり、なんとも胡散臭い。

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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月20日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「庶民の夢を喰った奴!」脚本:大川タケシ 監督:荒井岱志

若年寄になろうと資金をためることに必死になる寺社奉行。
寺社、北町奉行の同心、岡っ引きを使って富くじのいかさまをして私服を肥やす。
しかも1等をあてた人物を殺害し当選金まで奪いとってしまう。なんともせこい。

富くじを当てた町人が何者かに殺され、当選金を奪うという事件を知った吉宗。
一方殺害した犯人を見て追いかけた魚屋佐助。
自身番に申し出るが、北町同心に軽くあしらわれる。そこで目安箱に投書する。
佐助の「人を不幸にする富くじをやめさせてください」という訴状を見た吉宗は
事件と関係があるとにらみ、早速探索に出かける。
寺の修復の為と吉宗に富くじ開催を願い出た寺社奉行。これもいかさまをして着服するが、
それでも足りぬとかげ富を開く。
疾風の胡散臭い芸者の扮装のおかげで詳細をつかんだ新さんはお庭番と3人で富くじ現場に向かう。
今回のみどころ
昼間の城内
孫兵衛「今日は麻布東福寺の富くじの抽選日だったというのに、左源太め何をしておるのじゃ。」
左源太「遅くなりまして。」
孫兵衛「おぉ左源太、待ちかねたぞ。して、結果は?」
左源太「はっ。田之倉さまの富くじはいずれも空くじでございました。」
孫兵衛「またかぁ。して、そなたの方は?」
左源太「はいっ、やはり空くじでございました。」
孫兵衛「そうかぁ、当たらぬものよのぉ。富くじは。」
左源太「はぁっ。」

二人でなにしてんだか… でも左源太じいに無理やり買わされてそう。
それで当たってたらじいにあげてそう。そんなやつだきっと、左源太って。


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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月19日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「おいらの父は日本一!」脚本:大野武雄 監督:牧口雄二

船奉行と札差が結託して阿芙蓉の密輸をしていたが、そのとき船頭だった仙吉に盗まれたため
その娘をさらう。
仙吉に2代目お庭番だった和崎俊哉が扮する。この人はよく悪役で登場するが、根はいい人だが
思わず悪事に手を染めてしまうとか、いい人に見せかけて実はめちゃくちゃ悪いという役が
良く似合う役者さんだと思う。なので今回はすごく良かった。
今回の成敗シーンは日当たりのいいお寺の境内。いいのかしら。
今回のみどころ前回があまりにも印象が強烈の為文章が思い浮かばない 強いていえば…
妹をさらった人物を仙吉の息子に聞いて似顔絵を描く疾風。
こんなことができるのか~。
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月19日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「恋も思案のおてんば剣法」脚本:佐藤五月 監督:松尾正武

大目付になれなかった北町奉行。むしゃくしゃするといって地主と結託して
長屋の家賃を値上げさせ賄賂をとったり、町の女たちを次々にかどわかし、いたぶった後殺害。
その上地主を悪事がばれないように口をふさぐ。
いつものように半次郎と町を歩く新さん。竹刀を持って暴力を振るう借金取りを叩きのめす
鈴屋の娘おさとと知り合う。
城内で北町奉行とすれ違った孫兵衛。いきなり扇子で額をたたかれる。
「虻が飛んでいた」とやりこめられる。それに腹を立てた孫兵衛は北町奉行の屋敷の提燈を
「虻が飛んでいた」といって斬りきざむ。年寄りの冷や水だ。
次々と女たちが殺されている。体についていた獣の毛を「チン」のものと推測し、
現場近辺で飼っているのは北町奉行だと左源太から聞いた新さんは早速探索を始める。
長屋の人々と北町奉行所に家賃の値上げの件について訴えに行ったおさと。
奉行は今夜はこの娘だと決める。
鈴屋は北町奉行と結託している地主から借金をしていた。
それにつけこみ娘を奉行に差し出すよう脅す。
その事実を知ったおさとは自ら奉行の屋敷に向かう。
娘おさとを大西結花が体当たりで扮しかわいい。
そしてこれまでで最悪だといっても過言でないほどの悪事をはたらく北町奉行に遠藤太津朗。
顔から目つきから台詞まわしまで、笑えるほどの怪演。特に女を犯す場面の笑い声と表情は天才的!
今回のみどころ
おさとが北町奉行の屋敷に上がることを知った新さん。お庭番に守るよう指示。
左源太はあんま師に扮装して奉行をマッサージ。ほんと何をやっても良く似合う!
疾風は殺された女の幽霊に化ける。顔をめりめりめりっと剥がしたりなんかして。

今回は脇役すべてがみどころというかんじで大変だ
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今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年03月16日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「激震!なまず武士の怒り」脚本:今村文人 監督:荒井岱志

美濃高富藩江戸家老が御用達問屋と結託し、美濃紙を買占め私腹を肥やす。
そんな江戸家老を倒し改革を起こそうと計画する若侍たち。
火よけ地を視察のついでにめ組たちと縁日に繰り出した新さん。
そこでなまず先生という元美濃高富藩御蔵番頭の浪人と知り合う。
城に戻った吉宗は目安箱に高富藩の名主から産物美濃紙の売値が安くなり、
紙つくりの者たちが困窮しているとの訴状を目にし、早速左源太に上屋敷を調べさせる。
悪事がわかった吉宗は藩主に出府させるよう左源太を使いに出す。
なまず先生は藩主の命により浪人になり済まし江戸家老一家を調べさせられていた。
江戸家老を倒そうと立ち上がる若侍の一人でなまず先生の息子に宇宙刑事シャイダーの円谷浩が
扮する。熱意に燃える若者を好演。
今回の「成敗!」は高富藩主の掛け声で。
今回のみどころ
山積みの書類に目を通す吉宗。思わず肩をぽきぽき。

暴れん坊の宿題は大変そうで…
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