天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の兵庫様~月影兵庫あばれ旅2~②

2005年04月06日 | 時代劇(テレビ・映画)
ネタばれ御免

「辻斬りが惚れた女」

相州小田原にやってきた三人。安は「風」と名乗る浪人が裕福な息子を斬殺する現場を見てしまう。
同時に辻斬り事件で役人が手薄のとき、「通り魔」といわれる強盗一味が大店を襲っていた。
風は九年前剣の腕を買われて桔梗の屋敷に奉公していた。そして桔梗に恋をしたが
「汚らわしい若等ふぜいが」と振られてしまって以来、荒れてしまい、美しい高慢な娘を捕らえては冒し、
身分のいい分のある家柄の息子を斬りまくっている。
通り魔一味に騙され捕まった兵庫は風を斬るように強要される。
桔梗を呼び出す手紙を書くように強要された兵庫。「変なことを考えるんじゃないよ。
この人の居合いは大したものなんだよ。」と一味に言われた兵庫。
「俺も居合いが得意だ。」とすぐさま手に取った筆を一味の目に一撃。
そして後の二人も「本当の居合いを見せてやろう。」とあざやかに斬ってすてる。
これまででいちばんかっこいい兵庫だ
村上弘明は大勢のちゃんばらより、こういう居合いの接近戦とか一対一の決闘が似合う役者さんだと思う。
兵庫はいつもの剣さばきで風を見事討ち取り、とどめを桔梗がさす。
風役になんと西岡徳馬が扮し、曰くつきの浪人を好演。
しかし
「十兵衛」に加えてまた悪役のイメージがついてしまうと、次の「平次」が大変なことになってしまいそうだ
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