天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

『陽気な殿様』(1962年大映)

2014年07月19日 | 時代劇(テレビ・映画)
京都みなみ会館で催されている「市川雷蔵映画祭2014」。
『陽気な殿様』(1962年大映)を観に行ってきました。

市川雷蔵…榊原隼之介
坪内ミキ子…弥々姫
高田美和…八重
宇津井健…松平長七郎
小林勝彦…八五郎
天知茂…挙手田多門
藤原礼子…ゆき
真城千都世…お光
佐々十郎…三次
菅井一郎…田口半兵ヱ

父親が老中の姫路藩(?)の若殿隼之介は家督相続のために江戸から姫路へ旅にでることになった。
遊び友達の大工の八五郎と鳶の三次を供に自由きままに旅するつもりが、田舎の和尚に女遊びを教わったり、やひたすら人を斬ることしか考えない浪人・多門に襲われたり、浜松藩家老に埋蔵金の図面の刺青をされた女中を預かったり、幼なじみの夫は殺され仇は明石藩にかくまわれていると知るや、見合い行列中の明石藩の姫をさらって交換条件でやっつけたり。最後はなぜか明石藩の姫と結ばれて、ちゃんちゃん♪

ご都合主義満載、雷蔵さんのアホな殿様でもかっこいいぞサイコー!、人を斬ることしか考えていない都合よく出てくる天知茂さんニヒルでサイコー!、宇津井健さんやっぱり昔から良い人役なんやねサイコー!な、お気楽ご陽気時代劇でした。

台詞も「趣味じゃないんだよな。」など現代語口調だったりするのですが、全く気にならないのはやっぱり時代劇の基礎、素地があってこそ。

面白かったです。

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