大阪能楽会館で催された杉山清貴さんのアコースティックライブへ行ってきました。
お能の公演で何度か来ていますが、いつもと雰囲気が違う。
お客さんの雰囲気も全然いつもと違います。(当たり前ですが)。
係員さんも黒いスーツ姿の若いおにいさん(イベンターの方ですかね?)。
お能公演のチラシ、いっぱい置いてあるのですが誰も手にしない。
そして席につくと、うわーやられた。
今回の席は、正面のほんと真ん中のお能だったら良いところだったんですが、
舞台の上には斜めに向いた椅子と譜面台(お水が載った小さい机とともに緋毛氈?が敷いてありました)。
目付柱が取り外されていて、今回の正面は斜めのお能だったら安い席。
始まる前のBGMはハワイアン。
ううん、松羽目にハワイはやっぱりちょっと無理がなあ…。
とかなんとか思いつつ、予定より遅れて15分、15時45分開演。
揚幕が開いて、橋掛かりから杉山さん登場。
ブルーのシャツに、ジーンズ、サングラスなし。というのはいつも通りなのですが、足元が【足袋】。
やっぱりなあ、能舞台やからなあと思いながら、足袋は似合わんなあと…。
定位置にこられる前に、「どんっ!」と音を立てられてからスタンバイ。
第一声は「大変な中お越しくださりありがとうございます。」
台風で交通機関が乱れているせいか、空席が目立っていました。
足元の足袋に関しては、子供の頃に日本舞踊をやっていたから大丈夫だとかなんとか。
1曲目は「さよならのオーシャン」
さすが能舞台です。音響が良すぎです。
杉山さんの澄んだ歌声が10割増しというか、お風呂の中で鼻歌歌うと「上手いかも?」と思うあんな感じ。(←は?)スピーカーもったいないかとも思いました。
客席から手拍子が入ったのですが、なしでしっとり聴きたかったです。
2曲目も夏の歌ということで「水の中のAnswer」
すっかり夏気分になってしまいました。
新しいアルバムから数曲あり、特にプレスリーのカバーが良かったなあ。あと「OKINAWA IN MAY」とか「虹色の大陸」「君のハートはマリンブルー」などの曲とか。
オメガトライブが解散して、いきなりディレクターからソロでデビューすると聞かされ悩んだ話。音楽が趣味であり仕事だったのが、30代でサーフィンという音楽以外の趣味を知ってよかった。40代はちょっと太ったりして(笑)、50代の今は幸せというお話がとっても印象的でした。
新しいアルバムのお話、今年の野音も雨で雷が鳴って大変だったお話もされてました。
いつも早口なのに、ここだとゆっくりになる。音がすごく良くてリハーサルからずっと歌っている。ずっとここに居たい、不思議な空間、またここでやりたいと、能楽堂がえらくお気に入りのご様子でした。
「橋掛かりを通るのも気持ちいい」とも。
こんな能楽堂だったからどうかわかりませんが、1曲1曲のお話がいつもより長かったような気がします。
お話しながら、BGMのようにギターをぽろん、ポロンとつまびかれていたのですが、音響が良くてこれまた良い感じ。
橋掛かりの障子みたいな、窓みたいな(なんていうんですかね?)ところに、譜面台と揺れるギターと杉山さんの影がゆらゆら。良い感じでした。
おしまいのほうではちょっとアップテンポに、「ふたりの夏物語」。
「DOUBLE RAINBOW」では立って腕振りしましたもん。能楽堂でこりゃないよなあと思いつつ、前の方が立つので見えないから…といい訳
ラストの曲は「Grateful for 'M'」
作詞家の青木久美子さん(?)が1年前にライブにこられたときに、杉山さんをイメージした曲を書いて欲しいと依頼したら1ヶ月後ぐらいに届いた曲だそうです。
一旦橋掛かりから退場されて、まもなくアンコール。
「Gift」
総立ちで手拍子も大きかったです。
次は神戸でということで、ちょうど2時間、17時45分終演。
今回も素晴らしいひと時をありがとうございました♪
お能の公演で何度か来ていますが、いつもと雰囲気が違う。
お客さんの雰囲気も全然いつもと違います。(当たり前ですが)。
係員さんも黒いスーツ姿の若いおにいさん(イベンターの方ですかね?)。
お能公演のチラシ、いっぱい置いてあるのですが誰も手にしない。
そして席につくと、うわーやられた。
今回の席は、正面のほんと真ん中のお能だったら良いところだったんですが、
舞台の上には斜めに向いた椅子と譜面台(お水が載った小さい机とともに緋毛氈?が敷いてありました)。
目付柱が取り外されていて、今回の正面は斜めのお能だったら安い席。
始まる前のBGMはハワイアン。
ううん、松羽目にハワイはやっぱりちょっと無理がなあ…。
とかなんとか思いつつ、予定より遅れて15分、15時45分開演。
揚幕が開いて、橋掛かりから杉山さん登場。
ブルーのシャツに、ジーンズ、サングラスなし。というのはいつも通りなのですが、足元が【足袋】。
やっぱりなあ、能舞台やからなあと思いながら、足袋は似合わんなあと…。
定位置にこられる前に、「どんっ!」と音を立てられてからスタンバイ。
第一声は「大変な中お越しくださりありがとうございます。」
台風で交通機関が乱れているせいか、空席が目立っていました。
足元の足袋に関しては、子供の頃に日本舞踊をやっていたから大丈夫だとかなんとか。
1曲目は「さよならのオーシャン」
さすが能舞台です。音響が良すぎです。
杉山さんの澄んだ歌声が10割増しというか、お風呂の中で鼻歌歌うと「上手いかも?」と思うあんな感じ。(←は?)スピーカーもったいないかとも思いました。
客席から手拍子が入ったのですが、なしでしっとり聴きたかったです。
2曲目も夏の歌ということで「水の中のAnswer」
すっかり夏気分になってしまいました。
新しいアルバムから数曲あり、特にプレスリーのカバーが良かったなあ。あと「OKINAWA IN MAY」とか「虹色の大陸」「君のハートはマリンブルー」などの曲とか。
オメガトライブが解散して、いきなりディレクターからソロでデビューすると聞かされ悩んだ話。音楽が趣味であり仕事だったのが、30代でサーフィンという音楽以外の趣味を知ってよかった。40代はちょっと太ったりして(笑)、50代の今は幸せというお話がとっても印象的でした。
新しいアルバムのお話、今年の野音も雨で雷が鳴って大変だったお話もされてました。
いつも早口なのに、ここだとゆっくりになる。音がすごく良くてリハーサルからずっと歌っている。ずっとここに居たい、不思議な空間、またここでやりたいと、能楽堂がえらくお気に入りのご様子でした。
「橋掛かりを通るのも気持ちいい」とも。
こんな能楽堂だったからどうかわかりませんが、1曲1曲のお話がいつもより長かったような気がします。
お話しながら、BGMのようにギターをぽろん、ポロンとつまびかれていたのですが、音響が良くてこれまた良い感じ。
橋掛かりの障子みたいな、窓みたいな(なんていうんですかね?)ところに、譜面台と揺れるギターと杉山さんの影がゆらゆら。良い感じでした。
おしまいのほうではちょっとアップテンポに、「ふたりの夏物語」。
「DOUBLE RAINBOW」では立って腕振りしましたもん。能楽堂でこりゃないよなあと思いつつ、前の方が立つので見えないから…といい訳
ラストの曲は「Grateful for 'M'」
作詞家の青木久美子さん(?)が1年前にライブにこられたときに、杉山さんをイメージした曲を書いて欲しいと依頼したら1ヶ月後ぐらいに届いた曲だそうです。
一旦橋掛かりから退場されて、まもなくアンコール。
「Gift」
総立ちで手拍子も大きかったです。
次は神戸でということで、ちょうど2時間、17時45分終演。
今回も素晴らしいひと時をありがとうございました♪