去る3/8、国立劇場で歌舞伎を観たあと、舞台裏を見学しました。
今回は江戸文化歴史検定の特別企画「歌舞伎鑑賞と舞台裏見学」に参加したのでした。
「切られお富」終演10分後に6代目の鏡獅子の像の前で集合。座席でビジネスホテルのような使い捨てスリッパに履き替えたあと、花道を通って本舞台へ。
終演10分ほどだというのに舞台はすっかり片付いていました。すごいな。
触らなければ写真撮影OKとのことで、国立劇場営業部のお姉さんの解説も上の空、さっきまで演じられていた舞台に立っている自分に興奮し、今日も、そして明日からも使用される背景、道具が目の前に。すごいすごい。
お姉さんが「舞台の中心に集まってください。これから舞台を廻します。」ということで、ごぉーという音とともに舞台がぐるぐる。真ん中に立っているとさほど動いている感じはしないのですが、円周の端っこに立つとぐわんぐわん背景が変わって酔いそうになりました。
舞台から客席。
舞台から上から客席から、いろんな方向から照らされてものすごく明るい。これでも照明は落としているとのこと。歌舞伎の照明は影をつくらないというのが基本らしく、照明さんの腕の見せ所とのこと。へぇ~、知らなかった。
国立劇場座席の特徴はどの席でも舞台が見やすい点。三階席でも七三は見えるとのこと。確かに舞台からも三階席がすべて見渡せました。なるほど。
「舞台からお客様の顔は見えています。」
おそらく吉弥さんが座っていたであろう場所から私の席を写してみました。わお、こりゃすごい。
定式幕の説明。
国立劇場は市村座を踏襲しているとのことで、下手から黒-萌葱-柿の定式幕。歌舞伎座は森田座とのことでした。
みんな同じと思っていました。知らなかったです。
後で気になったので調べてみたら南座も森田座。松竹座や文楽劇場、新歌舞伎座はどうなんやろう。
下座(黒御簾)の説明。
中に入っても良いとのことで、御簾から客席。
やっぱりよく見えてますね。
大道具と小道具について。
すべて紙と木でできている。基本背景は平面。手に持つ(持てる)物は小道具、持たない(持てない)物は大道具さんが作る。木でも折った枝は小道具さん、生えてる木は大道具さん担当とのこと。わかりやすい。
そのほか、楽屋が舞台裏から直接行けるのが役者さんたちの間で好評だとか。出演されていた方らしき人が行きかいされてました。
舞台下手には舞台監督さんの席があり、モニターとマイクがありました。
お待ちかね(?)の奈落へ。
階段を地下2階くらい下りると奈落。黒い鉄骨がたくさん舞台の下に生えていました。なにせ、永楽館の木製手廻ししか見たことがなかったので、ビックリです。
下をのぞくとまた深い。多分セリがいちばん高いところから、この床まで4階分ぐらいあるんじゃないでしょうか。すごかったです。
その後、別の所から階段を1階分上がって花道下へ。
七三のすっぽんも黒い鉄骨がたくさん。やっぱり機械なのねん。
「ここでの会話は客席にもれます」の注意書きが面白かったです。
お姉さんによると、花道沿いのお客さまのおしゃべりも役者さんに聞こえるんだそうです。
また階段をのぼると鏡つきの小部屋が、そうです鳥屋です。
想像していたより結構広かったです。清めのお塩が置いてありました。
そして揚幕から出て、舞台見学は終了となりました。
30分強ぐらい。江戸検定以外の団体さんと合同だったので50人くらいでしたかね。
終わりたてほやほやの舞台を見学できて、本当嬉しかったですし、楽しかったです。
今回は江戸文化歴史検定の特別企画「歌舞伎鑑賞と舞台裏見学」に参加したのでした。
「切られお富」終演10分後に6代目の鏡獅子の像の前で集合。座席でビジネスホテルのような使い捨てスリッパに履き替えたあと、花道を通って本舞台へ。
終演10分ほどだというのに舞台はすっかり片付いていました。すごいな。
触らなければ写真撮影OKとのことで、国立劇場営業部のお姉さんの解説も上の空、さっきまで演じられていた舞台に立っている自分に興奮し、今日も、そして明日からも使用される背景、道具が目の前に。すごいすごい。
お姉さんが「舞台の中心に集まってください。これから舞台を廻します。」ということで、ごぉーという音とともに舞台がぐるぐる。真ん中に立っているとさほど動いている感じはしないのですが、円周の端っこに立つとぐわんぐわん背景が変わって酔いそうになりました。
舞台から客席。
舞台から上から客席から、いろんな方向から照らされてものすごく明るい。これでも照明は落としているとのこと。歌舞伎の照明は影をつくらないというのが基本らしく、照明さんの腕の見せ所とのこと。へぇ~、知らなかった。
国立劇場座席の特徴はどの席でも舞台が見やすい点。三階席でも七三は見えるとのこと。確かに舞台からも三階席がすべて見渡せました。なるほど。
「舞台からお客様の顔は見えています。」
おそらく吉弥さんが座っていたであろう場所から私の席を写してみました。わお、こりゃすごい。
定式幕の説明。
国立劇場は市村座を踏襲しているとのことで、下手から黒-萌葱-柿の定式幕。歌舞伎座は森田座とのことでした。
みんな同じと思っていました。知らなかったです。
後で気になったので調べてみたら南座も森田座。松竹座や文楽劇場、新歌舞伎座はどうなんやろう。
下座(黒御簾)の説明。
中に入っても良いとのことで、御簾から客席。
やっぱりよく見えてますね。
大道具と小道具について。
すべて紙と木でできている。基本背景は平面。手に持つ(持てる)物は小道具、持たない(持てない)物は大道具さんが作る。木でも折った枝は小道具さん、生えてる木は大道具さん担当とのこと。わかりやすい。
そのほか、楽屋が舞台裏から直接行けるのが役者さんたちの間で好評だとか。出演されていた方らしき人が行きかいされてました。
舞台下手には舞台監督さんの席があり、モニターとマイクがありました。
お待ちかね(?)の奈落へ。
階段を地下2階くらい下りると奈落。黒い鉄骨がたくさん舞台の下に生えていました。なにせ、永楽館の木製手廻ししか見たことがなかったので、ビックリです。
下をのぞくとまた深い。多分セリがいちばん高いところから、この床まで4階分ぐらいあるんじゃないでしょうか。すごかったです。
その後、別の所から階段を1階分上がって花道下へ。
七三のすっぽんも黒い鉄骨がたくさん。やっぱり機械なのねん。
「ここでの会話は客席にもれます」の注意書きが面白かったです。
お姉さんによると、花道沿いのお客さまのおしゃべりも役者さんに聞こえるんだそうです。
また階段をのぼると鏡つきの小部屋が、そうです鳥屋です。
想像していたより結構広かったです。清めのお塩が置いてありました。
そして揚幕から出て、舞台見学は終了となりました。
30分強ぐらい。江戸検定以外の団体さんと合同だったので50人くらいでしたかね。
終わりたてほやほやの舞台を見学できて、本当嬉しかったですし、楽しかったです。