先日(2/23)大槻能楽堂で催された「こどもとたのしむ能狂言 能の巻」を観に行ってきました。
昨年に続き2回目。今回は寝坊しまして、開場時間ちょうどについてしまいました。
そのため今回は脇正面5列目ぐらいの橋掛かりより。
それがまた良かったのです。
10時開演
昨年と同じ感じで、ご挨拶のあと「高砂」を客席のお子さまたちと謡ったあと、舞があり、能面体験の抽選。選ばれたお子さまたちが準備中のあいだ、今回使用される「土蜘蛛」のお面の説明。でしたが、真後ろのお母さんがやたらうるさくおしゃべりされていて、半分よくわかりませんでした。残念。
10分休憩
能楽鑑賞「土蜘蛛」
僧、土蜘蛛の精 齋藤信輔
源頼光 寺澤幸祐
胡蝶 水田雄唔
頼光の従者 山中雅志
独武者 福王知登
独武者の従者 広谷和夫 喜多雅人
独武者の下人 小笠原匠
歌舞伎で大好きな土蜘蛛、お能で一度見てみたいと思い、今回も来ました。
橋掛かりから後見さんが、頼光が眠っている台?みたいなものを持ってセッティング。
頼光がその台にのり、桶みたいなのに肘をつき、後見さんが綺麗な着物を肩にかけます。
病気で寝てはるということでしょう(多分)。
かわいい胡蝶が薬を持って来ましたとお見舞いに。いままで、こういう類のがなんちゃらの精でどーのこーのなんですが、人間のまま退場。
そして怪しげな僧がやってきて、いきなり「わりゃ~」っと蜘蛛の糸を吐き始める。
量がすごい。舞台もはみでて、地謡さんにまでかかってます。
頼光は名刀で立ち向かい、僧はやられて退散。
その後を追って頼光も足に蜘蛛の糸を絡ませながら退場。
何の騒ぎですかと独武者登場。
「いやいや、いきなり僧がやってきて、蜘蛛の糸吐きまくってな大変やってん。」と頼光(多分そんな感じ)
「それは大変でしたで候。私が退治して存じ上げ候。」と独武者(多分そんな感じ)。
独武者の下人が登場。狂言の格好されてたので狂言師の方ですかね?(あやふや)とくに面白おかしくというわけでなく、「これから頼光の家来たちが蜘蛛退治に行くで候。」みたいな台詞を延々と。すみません、あまりよくわからなかったです。
後見さんが作り物を持って登場。木が生えてて、緑っぽい色の幕で覆ってあります。山か何かなんでしょう。
独武者さんと従者さん登場。
作り物の前で「こらあ、出て来い蜘蛛の野郎め。」うりゃ、うりゃ、うりゃと作り物の幕を取り払います。
すると中には赤い頭で金の鬼のような様相の蜘蛛の精が。
ひゃあ、ひゃぁ~と派手なお囃子さんのなか、蜘蛛の糸を吐きまくる。刀で応戦する武者たち。
とにかく、本舞台にも橋掛かりにも蜘蛛の糸だらけ。舞台が真っ白。
周りに座っている私たちの膝にも糸だらけ。
こんなに吐くものかとびっくり。
きゃーきゃー楽しんでたら、あっという間に終わってました。
女の人も出てくるし、登場人物も多いし、糸も派手やし、お能をちょっと観てみたいという方にはオススメかも(初心者がエラソーですが)。
席も正面ではなく今回初めて座った脇正面のほうが楽しいかも。橋掛かりのそばってこんなに楽しいものなんですね。
終演後、お子さまたちがわらわらわらっと舞台のほうへ。周りに落ちた蜘蛛の糸を拾いにです。
これ。先に銀色の重りがついていて、ひやぁ~っと落ちていくわけですね
12時10分ごろ終演。
1500円はリーズナブルですが、もう、このお子さま能は卒業して、普通の公演見ようかなと今回思いました。
昨年に続き2回目。今回は寝坊しまして、開場時間ちょうどについてしまいました。
そのため今回は脇正面5列目ぐらいの橋掛かりより。
それがまた良かったのです。
10時開演
昨年と同じ感じで、ご挨拶のあと「高砂」を客席のお子さまたちと謡ったあと、舞があり、能面体験の抽選。選ばれたお子さまたちが準備中のあいだ、今回使用される「土蜘蛛」のお面の説明。でしたが、真後ろのお母さんがやたらうるさくおしゃべりされていて、半分よくわかりませんでした。残念。
10分休憩
能楽鑑賞「土蜘蛛」
僧、土蜘蛛の精 齋藤信輔
源頼光 寺澤幸祐
胡蝶 水田雄唔
頼光の従者 山中雅志
独武者 福王知登
独武者の従者 広谷和夫 喜多雅人
独武者の下人 小笠原匠
歌舞伎で大好きな土蜘蛛、お能で一度見てみたいと思い、今回も来ました。
橋掛かりから後見さんが、頼光が眠っている台?みたいなものを持ってセッティング。
頼光がその台にのり、桶みたいなのに肘をつき、後見さんが綺麗な着物を肩にかけます。
病気で寝てはるということでしょう(多分)。
かわいい胡蝶が薬を持って来ましたとお見舞いに。いままで、こういう類のがなんちゃらの精でどーのこーのなんですが、人間のまま退場。
そして怪しげな僧がやってきて、いきなり「わりゃ~」っと蜘蛛の糸を吐き始める。
量がすごい。舞台もはみでて、地謡さんにまでかかってます。
頼光は名刀で立ち向かい、僧はやられて退散。
その後を追って頼光も足に蜘蛛の糸を絡ませながら退場。
何の騒ぎですかと独武者登場。
「いやいや、いきなり僧がやってきて、蜘蛛の糸吐きまくってな大変やってん。」と頼光(多分そんな感じ)
「それは大変でしたで候。私が退治して存じ上げ候。」と独武者(多分そんな感じ)。
独武者の下人が登場。狂言の格好されてたので狂言師の方ですかね?(あやふや)とくに面白おかしくというわけでなく、「これから頼光の家来たちが蜘蛛退治に行くで候。」みたいな台詞を延々と。すみません、あまりよくわからなかったです。
後見さんが作り物を持って登場。木が生えてて、緑っぽい色の幕で覆ってあります。山か何かなんでしょう。
独武者さんと従者さん登場。
作り物の前で「こらあ、出て来い蜘蛛の野郎め。」うりゃ、うりゃ、うりゃと作り物の幕を取り払います。
すると中には赤い頭で金の鬼のような様相の蜘蛛の精が。
ひゃあ、ひゃぁ~と派手なお囃子さんのなか、蜘蛛の糸を吐きまくる。刀で応戦する武者たち。
とにかく、本舞台にも橋掛かりにも蜘蛛の糸だらけ。舞台が真っ白。
周りに座っている私たちの膝にも糸だらけ。
こんなに吐くものかとびっくり。
きゃーきゃー楽しんでたら、あっという間に終わってました。
女の人も出てくるし、登場人物も多いし、糸も派手やし、お能をちょっと観てみたいという方にはオススメかも(初心者がエラソーですが)。
席も正面ではなく今回初めて座った脇正面のほうが楽しいかも。橋掛かりのそばってこんなに楽しいものなんですね。
終演後、お子さまたちがわらわらわらっと舞台のほうへ。周りに落ちた蜘蛛の糸を拾いにです。
これ。先に銀色の重りがついていて、ひやぁ~っと落ちていくわけですね
12時10分ごろ終演。
1500円はリーズナブルですが、もう、このお子さま能は卒業して、普通の公演見ようかなと今回思いました。