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高山千代美

佐藤初女さんの旅立ち

2016-02-04 | 出会った人
森のイスキアの佐藤初女先生が、2月1日に旅立たれました。



1日朝、森のこもれびの山崎直さんから連絡がはいり、大変ショックを受けました。

わたしは、2000年に初女先生の出演されていたガイアシンフォニーの映画会を

友人らと主催したのがきっかけで、初女先生のことを知りましたが、

実際にお会いしたのは、2004年の講演会の司会をしたときが最初でした。

それから毎年、先生の講演会のスタッフとして、準備したりホームページを作ったり

当日は司会やミニコンサートなどをさせていただいてきました。

初女先生とは楽屋で一緒でしたが、特別なことを話すでもなく、

ただ初女先生の愛に満ちた雰囲気を感じて、幸せな気持ちになっていました。

森のイスキアに実際に伺ったのは2014年の7月、先生と出会ってから10年目のことでした。

その間、最初に出会った「イスキアの集い」の片岡玉恵さん、

「小さな森東京」の吉田さんご夫妻、「森のこだま」の小玉一枝さん、

「森のこもれび」の山崎直さんなど、たくさんの方と出会いました。

そして、森のこもれびで出会った永井恭子さんとの会話から、

小さな森の詩」が生まれました。

講演会で初女先生のお好きな「金剛石」の歌を歌ったこともありました~!!

初女先生の映画も、先生のお話しも、何度みても何度聞いても新しい発見がありました。

食は命、丁寧に生きること、もう一歩頑張ること、奉仕には犠牲が伴うこと、

今を生きること、生活そのものが祈りであること、霊的喜び、静かに受け止めること、

・・・などなど、いろんなことを学ばせていただきました。

いつでしたか、分かち合いのときの質問に答えられて、「死ぬのは怖くないけど、

まだ死にたくはありません!」ときっぱりおっしゃったのが、思い出されました。

しかし、そのときが来てしまったのですね。



一昨年の初女先生と田口ランディさんとの対談は「深き森の語らい」として、本にもなりました。

全国には、初女先生に影響を受けた方が、たくさんいらしゃると思います。

私もその一人ですが、初女先生に以前いただいたお箸でご飯を食べて、また涙があふれました。

初女先生のご冥福を心からお祈りしています。





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