信長を 気取る男は 青二才 夢詩香
*こういうのはどうだろう。川柳って言ったほうがいいでしょうか。でもなんとなくそうしたくない。
川柳って、もとは人の名前だったらしいんですけどね、川に柳っていうのが、なんていうか、わたしの好みじゃないんです。好みで決めたらいけないかもしれないけど、わたしは俳句も季語を気にしないでやってるし。
自分の好きな感じにした方が、良い句が詠める気がするし。
なのでカテゴリは、「雑句」です。
織田信長って人気ありますけどね、わたしは好きじゃないんです。大河ドラマなんかにもよく出てきますけど。
要するにあれは、偉い殿様になったら、どんなわがままをしてもいいっていう生き方だって気がする。いろんなことはしてるし、天下を取ったようなことにもなったけど、すぐに部下に反乱されてだめになったし。
人にわがままを押し付けるから、あんなことになるんで、ほんとに大人だったら、人様にあんなことをしたらいけないってことがわかると思う。
信長みたいな生き方をしたい人は、結局、子供なんですよ。自分のわがままを聞いてもらいたいんです。でも、世間てそんなに甘くない。
本当の大人は、信長みたいなことはしない。もっと大人っぽいことをすると思う。
人の気持ちを馬鹿にしたり、迷惑をかけたりすることはいけないってことをまじめに守ることのほうが、豪放磊落とか、テキトウフキ(漢字が出なかった)なんて生き方よりずっといいと思う。