浮世には 苦しきことも おほけれど 肉でも食へば 憂さを忘るる
*相変わらず、毎日添島ががんばっているので、わたしはかなり遠慮しています。なかなか自分の歌が詠めない。でもまあいいでしょう。彼がやりたいと思っている心を、邪魔することはできません。
表題の歌は、タイッツーの方に発表したものです。タイッツーで、ある人が死にたいなどと言う歌を詠んでいたものですから、その返歌のつもりで詠んだものです。
制限があったので、直接送ることはできませんでしたが、心が伝わるといいのですがね。
人生は、苦しいことが多いですが、たいていのことは、腹を満たせば忘れるほどのことですよ。がんばって生きなさい。
そういう意味をこめて詠ってみました。
本当に、人間の苦悩も、おいしいものを食べれば、かなり救われるということがありますね。おなかがすいていると、人間、あまりいいことは考えません。つらいことばかり思い出して、人生から逃げ出したいなんて思うこともある。
そういうときは、とりあえず、何かを食べることですよ。食欲が満たされれば、心もかなり変わってくる。
幸せが浮き上がってきて、人生もう少しがんばってみようと、意欲がわいてくるものです。
心がネガティブに暗くなってきたら、とりあえず、何かを食べてみることですよ。