神業と きけばうなづく 時計草 夢詩香
*時計草は、英語で、パッション・フラワー。パッションはキリストの受難という意味です。
花の形を、十字架とキリストの頭部の光輪に見立てたらしい。
そのせいか、花言葉は「神の愛」です。
確かに、時計草を見ると、神業としか思えない、とても面白い形をしています。
この花は、近所の空き家の、狭い庭の奥で見つけました。たぶん、昔の主が植えたんでしょうね。
主がいなくなっても、毎年まじめに咲いていてくれたんでしょう。
こんな小さな誰も知らない空き家の庭の奥に、「神様の愛」があるなんて思うと、なんだか不思議だな。