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日光の寒ざらし蕎麦に舌鼓!

2014年05月10日 | 美味しいお店(日本国内)

 そうそう!

GWに「寒ざらし蕎麦」というのを食べに行ってきました。

私にとっては新出単語だったのですが、でもこの寒ざらし蕎麦というのは

けっこう上手いらしいと蕎麦打ち仲間の人が言ってたので

・・・ということで、連れて行ってもらいました。

 

行ったのは、日光の「竹澤屋」というお蕎麦屋さんです。

いやー、私達が訪れた時も車が何台も店の前に停まってました。

 

なんでも日光って氷室があって、天然の氷を作っている数少ない業者さんがいるらしいですね。

で、秋に収穫してから、川に浸したあとの蕎麦の実を氷室で文字通り「さらしておく」らしいんですよ。

そうすると寒さのせいで、蕎麦の実に甘みが貯め込まれて

より蕎麦が美味しくなるっていう話だったんですよね。

それを聞いて私「そういや、それってドイツの貴腐ワインみたいだな」と思いましたよ。

あれも葡萄をわざと収穫しないで、真冬まで畑に放置しとくっていうか、

ま、さらしておくっていうか・・・。

でもそのせいで、葡萄の実に糖分が貯め込まれて、結果として

とっても甘いワインが出来上がるんですよね。

いやあ、食べる前にいろいろ聞いたもんで「いったいどんな味なんだろ」とワクワクしてました。

 

運ばれてきたお蕎麦の量を見て、ちょっと嬉しかった。

ま、そんなことはいいから、さっそく割り箸をとって食べる体勢に・・・。

 

うん、あまい!

 

普通に蕎麦食べるみたいに喉ごしでツルツルっと!っていう食べ方じゃなくて

2,3度噛みしめて食べると、蕎麦の甘みがハッキリわかります。

ほーなるほどねぇ、これが寒ざらし蕎麦かぁ

世間には予期しない食べ方があるもんなんだね。

でも蕎麦つゆはやっぱり首都圏のお蕎麦屋さんに比べて、ちょっと甘めでしたね。

そして、もちろん手打ち蕎麦でした。

 

これ、日光東照宮に奉納してから一般人への解禁なんだって。

それで、なくなり次第終了

とっても貴重な体験をさせて頂きました。

食べたことない人は、是非行ってみて下さい。

 

 


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