そうそう!
GWに「寒ざらし蕎麦」というのを食べに行ってきました。
私にとっては新出単語だったのですが、でもこの寒ざらし蕎麦というのは
けっこう上手いらしいと蕎麦打ち仲間の人が言ってたので
・・・ということで、連れて行ってもらいました。
行ったのは、日光の「竹澤屋」というお蕎麦屋さんです。
いやー、私達が訪れた時も車が何台も店の前に停まってました。
なんでも日光って氷室があって、天然の氷を作っている数少ない業者さんがいるらしいですね。
で、秋に収穫してから、川に浸したあとの蕎麦の実を氷室で文字通り「さらしておく」らしいんですよ。
そうすると寒さのせいで、蕎麦の実に甘みが貯め込まれて
より蕎麦が美味しくなるっていう話だったんですよね。
それを聞いて私「そういや、それってドイツの貴腐ワインみたいだな」と思いましたよ。
あれも葡萄をわざと収穫しないで、真冬まで畑に放置しとくっていうか、
ま、さらしておくっていうか・・・。
でもそのせいで、葡萄の実に糖分が貯め込まれて、結果として
とっても甘いワインが出来上がるんですよね。
いやあ、食べる前にいろいろ聞いたもんで「いったいどんな味なんだろ」とワクワクしてました。
運ばれてきたお蕎麦の量を見て、ちょっと嬉しかった。
ま、そんなことはいいから、さっそく割り箸をとって食べる体勢に・・・。
うん、あまい!
普通に蕎麦食べるみたいに喉ごしでツルツルっと!っていう食べ方じゃなくて
2,3度噛みしめて食べると、蕎麦の甘みがハッキリわかります。
ほーなるほどねぇ、これが寒ざらし蕎麦かぁ
世間には予期しない食べ方があるもんなんだね。
でも蕎麦つゆはやっぱり首都圏のお蕎麦屋さんに比べて、ちょっと甘めでしたね。
そして、もちろん手打ち蕎麦でした。
これ、日光東照宮に奉納してから一般人への解禁なんだって。
それで、なくなり次第終了
とっても貴重な体験をさせて頂きました。
食べたことない人は、是非行ってみて下さい。
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