比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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2018東欧ベラルーシ紀行・・・首都ミンスク・・・独立広場・・・レーニン像

2018-09-24 | 道を行く 海外 中欧・東欧
地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳

東欧の国ベラルーシ・・・スラヴ人の国。ベラルーシの由来は「白い大地」・・・「白」はモンゴル人のいう「西」を指すといわれています。ポーランド、リトアニア、ロシア帝国の領有を経て1917年のロシア革命後の1918年独立、1922年ソ連邦に加盟、1991年ソ連邦の崩壊により独立。大統領はアレキサンドル・ルカシェンコ。今のロシアより昔日のソビエト連邦的独裁国家といわれています。
ルカシェンコ大統領・・・1994年初代大統領に当選、大統領の多選禁止法を廃止、以来現在24年目。死刑禁止法廃止(ヨーロッパで唯一)、集会、デモの規制(デモで賛成の拍手も逮捕、片腕の人が逮捕?)。支持率80%、ベラルーシ人民戦線、ベラルーシ共産党が与党。ロシア語を公用語としてベラルーシ語を迫害。
首都ミンスク・・・バルト海と黒海、ワルシャワとモスクワを繋ぐ交通の要衝、戦いのたびに通り道として戦場に。第二次世界大戦でロシア軍とドイツ軍の交戦場になり徹底的に破壊され焦土に。終戦後の1950年代、スターリン様式という、よく言えば重厚な、悪くいえば画一的な無機質な街並みに変貌していきました。スターリン没後、スターリン建築様式から近代的建築に変貌していきます。スターリン没後はスターリン建築様式から近代的な建築様式で都市づくりを進めています。

ミンスク中央駅から北西に200m、独立広場(元はレーニン広場といったそうだ)・・・巨大なレーニンの銅像が目を引く。
真後ろは国会議事堂・・・政府関係の建物が周囲に並ぶ。



ウラジミール・レーニン(1870~1924年)・・・ロシア人、1917年ロシア革命の指導者、革命政府の人民委員会議長。スターリンと並ぶソビエト連邦の生みの親で象徴的な人物。ソ連邦崩壊後の評価は独裁者的な考えを指摘されているが志半ばで死去したためスターリンほど糾弾されていない。ソ連邦崩壊後はソ連邦各国においてレーニン、スターリン像は撤去されたり打ち壊されたりしたがベラルーシではレーニン像はソ連邦の英雄として今も健在です。この国の人はロシア人以上に昔日のソビエト連邦が好きなのです。

広場の向こうには政府関係、大学などの巨大な建物が並びますがキリル文字もロシア語もわからないので・・・よくわかりません。




※撮影日は7月25日。


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