信州上田の・・・六文銭の写真帳
長野市から大町市に通じる県路31号線(大町街道)、とちゅう信号のある交差点で直進する道路が白馬村に通じる県道33号線(オリンピック道路)。
青具という三叉路の交叉点です。その交叉点に大きな古民家があります。
国の重要文化財「中村家」です。江戸時代は青具村、明治時代に美麻村、平成の合併で大町市美麻。
このへんはむかしからつい近年まで麻の産出地でした。奈良の正倉院にも信濃上布の献上品があるそうです。
このへんはむかしからつい近年まで麻の産出地でした。奈良の正倉院にも信濃上布の献上品があるそうです。
※撮影は2017年6月29日。
主屋・・・間口14間、奥行き6間、建坪84坪(中村家の年代記によれば1698年建造、記録に残る建築年代では長野県最古)、土蔵24坪(二階建て、1780年建造)の堂々たる百姓屋です。江戸時代の初期、上方より帰農した当主は代々庄屋などの村役人を勤め、12石5斗の本百姓だったそうです。現大町市所有。
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