昨夜のフジテレビの「Mr.サンデー」で石原都知事と橋下市長と間で「2012ニッポンに吠える」と言う対談がありました。 (括弧内は私の意見です。)
番組側からのあげたテーマに添っての対談です。
・週刊文春と同新潮の橋下出自問題の報道
橋下さんはこの報道に対してお母さんは大阪の小母さんらしく、強気の姿勢を見せてて居が、精神的に参りかけたとき、これに対する石原さんの批判で落ち着きを取り戻したとして、石原さんに感謝していました。
(週刊文春と同新潮が何の意図でこのような、無茶な報道をしたのか知りませんが、大阪市長選で橋下さん優位は伝えられていましたが、石原さんの参戦で大勝に終わりました。
たまたま昨日見ていた「依存症の独り言」さんの記事へのコメントで、イラクで高遠さんなど3人が拉致された問題がを取り上げていました。
当時の3人を支持する団体が余りにも好き勝手なことを言うので、当時政権党だった自民党から政府が渡航禁止をしていたときに勝手にでかけた3人の自民党の「自己責任」はどうなるかの発言に対して、マスコミから政府批判の総攻撃のときに、両誌のどちらかが(高遠さんさんはショックで引きこもっていたそうですが)三人を支持した人達が特定の思想を持っていたことを暴露しことの本質を明らかにしました。
このようにある種の団体に就いては殆ど新聞、テレビとも報道しないことを国民に伝えるのが心ある週刊役目だと思います。)
今回の両誌はそんな国民の期待に応えずによ、報道を控えるべきしかも選挙間近に、本人に関係がないことを国民に暴露したのは、二大週刊誌として反省し、その本来の役目に徹するべきだと思います。
(参照:中東の紛争や戦争から学んだもの(5)「自己責任-メディアの対応」)
・増税問題
このような国民の気に入らないことを、見送るようでは将来日本が立って行かなくなる。(賛成)
・増税の前に公務員制度改革をすべき
二人とも賛成。官公労などに支えられている民主党が出来るか。大阪府を見ろ。
(橋下さんは成績の悪い公務員は首にできるようにすべきと言っていました。
私は公務員経費の削減や合理化は進めるべきだと思いますが、その身分保障は、選挙結果によりその立場が危うくなることを避けるために、規定されているので、これだけは慎重にすべきだと思います。)
・瓦礫の処理の問題
これこそ地方自治体の首長のリーダーシップが必要。
(被災地以外での瓦礫の処理の反対する人達は、上記の上げたイラクの拉致問題の自民党の自己責任批判と同じで、反政府・平和・人権・反核・反原発とそのままか一部ダブル人達の動きで、自分に都合の良いことしか眼に入らぬ国民のごく一部の人達の動きが国の動きを左右している問題です。
詰まり、彼らは瓦礫は被災地で処理しろとは絶対に言いません。
つまり瓦礫処理反対の結果として起こる被災地の復興の遅れなどには眼を瞑っています。
「声高のほうに流れている世論」でごく一部の人達は悪いことに運動に熱心のため、その動きに世論まで形成された形になってしまいます。
武雄市の反対のメールも地もとからは僅か一割。その大半は一部の運動家のもののようです。
(参照:武雄市のがれき処理問題・地域の人達の民意を聞け
・トップの発信力
パネルの人:石原、橋下さんの発信力が素晴らしいが、一般受けするようなことを言っているが、その点野田さんの方が言う事が誠実だ。
司会の宮根さん:野田さんはもっとぶら下がり記者会見をして国民に訴えるべき。
(今日のテレ朝の番組では野田さんの岡田さん起用を評価して居ました。
私も前回のエントリーで、今までより強気の発言をし、メンバーもかなり強化してきましたので、自民党は内閣の支持率が上がることはあっても、自民党が惨状の民主党野支持率を上回ることはないだろうと書きました。
現実は読売・朝日の内閣支持率は低下、その他の新聞はほぽ同じか微増でした。 (私の予想や心配事は割合に良く当たるのですが、鳩山さんの代表→首相の予想は見事に外れ今度も??。民主党は難しいですね。)
この現実は、前回の内閣の党内のバランス重視の、国民からみれば良い加減な人事と、演説の名手と言われているのに、はっきりものを言わないのが、新内閣の支持率に繋がっているのでしょう。
野田さんは就任時の強気かの発言をもっと言い続けるべきです。
それも一部の人達しか聞けない、そしてマスコミも自分達の都合の良い所しか報道しない街頭演説も良いが、もう少しテレビなどを通じて、彼の意見をじっくり国民に聞いて貰うべきです。
その第一歩としての被災地以外の瓦礫処理などは内容、時期などからみて一番国民に訴え安いテーマと思うのですが。
みんなで渡れば怖くないで、全国一斉に受け入れれば、反対の理由の一つの風評被害はなくなると思いますが。
そしてマスコミも今のような緊急時、日本の危機状態のときに首相である彼の意見発表の機会を与えるべきです。
特にNHKは麻生さんの時のように、漢字の読み違えなど些細なことに時間を割き、最後の1分しか無いの、彼の今後の見通しを聞くなどせずに、時間の60%は野田さんの言いたいことを言って貰い、残り時間を質問に当てるなど、時の首相が何を考えているかを国民にじっくり聞いて貰うべきです。
(参照: 「NHKの「総理に聞く」にがっかり」
以上対談の主な項目を並べて見ますと、国の政治にマスコミ特にテレビが大きな影響を与えていることが判ります。
マスコミは政府を権力側とばかり何かことあれば総てを政府の責任にするだけでなく、自分達も国政に大きな力を及ぼしていることを、深く自省し国の方向を謝らせないようにして貰いたいものです。
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