吉永小百合さんの「文庫化によせて」がある 「往復書簡」湊かなえ著 2012年09月08日 | Weblog 自ら映画化の構想を重ねていることが書かれているのが、巻末の「吉永小百合さんの文庫化によせての一文」で、吉永さんの人柄がわかります。 「往復書簡」は、ミステリー、どんでん返しあり、人間の本性の一端もありという、内容ですが、わたしにとっては、どれも中途半端な感じがします。 なにか、たんたんとした、描き方にちょっと不満が残りますが。最後の「あっと」おどろく結末も用意されています。 吉永さんは、自らの映画の構想の主体的な流れのなかで、この原作を取り入れたようです。