
毎年全県の自治体からの聞き取り調査と要望活動を行っている、社会保障推進千葉県協議会が、2012年度の自治体キャラバンの報告集を発行しました。
私が何度も要望してきた、家具転倒防止金具取り付け工事助成は、12市町で実施されています。
家具転倒防止金具取り付け工事
全国では万が一の震災時に家具の転倒を防ぐために家具転倒防止金具取付(家具固定)の助成制度が実施されております。09年度から実施している、先進市町村と言えるいすみ市では1世帯3か所の施工で1万円の補助をするというところから、要支援世帯が、民生委員または町会を通じて自治体や社会福祉協議会に取付けを要請する、または自ら当該金具(器具)購入をして、取付を依頼(市原市・袖ケ浦市など)、ボランティアで(白井市)などとその内容には大きな差があります。
このように制度の中身はまちまちですが、創設をする(した)のは昨年より2増えて1 2市町村(2 2. 2%)に、検討するとしているのは1 4市町村となりましたが、まだまだこの分野については「個々の家庭で対応して」とする茂原市などや、そもそも住民の命を守らないから「しない」と回答した市町村が27もあることからしても、市町村の認識不足と言わざるを得ません。