JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

睦沢町の魅力満載 住民との共同の成果も必要では

2013年07月23日 | Weblog


 自然、人、風土など、睦沢町の魅力満載のパンフレットです。
ただ残念なのは、行政側からの施策視点が強く「学童保育」など、住民と行政の共同の中で育てられてきた魅力が語られていない点です。
 たとえば、学童保育は、保護者の方が、当時の行政に設置を求めましたが、取り組まれず、やむなく、自主運営で場所や指導員の確保などからはじまりました。行政への協力が少しづつすすみ、会場も転々とし、その後、法律改正などもあり、現在は、元保育所を活用して、利用者も夏休みも今年は56人にのぼっています。
 最初の利用児童は、成人を迎えています。

「中国国民65%が資本主義を肯定」中国社会主義へ過度期の道の困難がある 

2013年07月23日 | Weblog
志位和夫さんの「綱領教室」は、世界と日本の社会の流れを知り、何をすべきかの根本をつかむ上で絶好の書です。
 これまで、何度も学習史的な内容だから分かっていると思っていましたが、とんでもありません。あらゆる、側面から志位和夫さんがより広く新鮮な視点から、深めています。
 絶対おすすめの書です。

その2の中の
一つ
 中国をどう見るか

①中国を資本主義から離脱した国であり、市場経済を通じて社会主義をめざす新しい探求を開始した国と見ている。(これは、資本主義から社会主義への移行は過度期がかなり長期間にわたると考えているからだと思います。)また。大きな誤りを犯すなら、社会主義への道から決定的に踏み外す危険すらある。長期的な視点で見る必要がある。
②探求に真剣に誠実に取り組んでいるかどうかは、その国の党でも国民でもない以上、マスコミの興味本位の報道に依拠するのではなく、党としての対外路線を分析して判断している。
③しかし、政治上・経済上での国際的な性格をもつ問題、世界への有害な影響が放置できない問題に限っては内政干渉にならない中で、言うべき事を言う。
 政治制度の将来・人権問題やチベット・尖閣諸島など。
④中国自身が現実を認めている点もある。○依然として絶対的が一億五千万人いる、発展途上国だ。と言っている。○2012年の胡耀邦総書記報告でも、国内の否定的現象を認め、その解決の重要性を語っている。
⑤世界が解決を迫られている課題への誠実さが問われる、平和秩序・核兵器廃絶・地球温暖化など。
⑥社会主義かどうかの決定的要素は、生産手段の社会化だが、それへの接近や努力がなされているか。国家セクタ、集団セクター、個人小経営セクター、指摘資本主義セクター、国家資本主義セクター、外国資本セクターの中での国家セクターや集団セクターでの「生産者が主人公」に向けた接近や努力がどうなされ、生産においての優位性を発揮できているか。
⑦中国国民自身の自覚があるのかが最大の困難問題点を含んでいる。社会主義への探求を前進させる原動力は、中国国民の自覚であるが、その基本にある資本主義の害悪についての自覚と批判が極めて弱い。大変な困難な問題をはらんでいる。
フランス世論調査では、「市場経済と資本主義に冠して、どういう制度だと思うか」Aどちらかというと良く機能しており、保持しなければならない」の国際比較では中国がAを回答したのが一番多く65%にのぼっている。