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中国が、ここまで横暴な政権になっていたとは!!
アジア政党会議で、国連事務総長が提案している「核兵器禁止条約の速やかな交渉開始」の命題を中国共産党代表団が、「宣言案」から強引に削除させる事態になりました。
当初の草案には、明記されいましたが中国が反対。日本共産党が両党間の合意にもとづき、「過去2回の総会で中国も賛成し全回一致で賛成した」ではないかと指摘。
ところが驚くべきことは、中国は「過去は知らない」「侵略国が被害国のように宣伝されてしまう」「議論はしたくない」「あなたは覇権主義だ」と非難するなど、国際平和の視点を全く無視して議論を逃げる態度をしめしました。
しかし、中国は、一端は態度を改め、全員一致の宣言案ができたにもかかわらず、採択直前に、「本国の指示」で再度、「速やかな交渉開始」を削除した、宣言案を押しつけたのです。
「赤旗」には、「こうした態度の根底には中国がこの間P5(米ロ英仏中・五つの核保有国の一員として、米国などとの共同歩調を強め」ていることを指摘しています。
私は、国際的平和への貢献から、大きく逸脱した中国のあり方に、強い批判を表明します。