JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

資本論と今日の日本政治

2020年05月03日 | Weblog

ポンパドール夫人
コロナ支援のどさくさに紛れて、大企業には、返済不要の資金援助、中小企業には貸し付けまったくおかしい。
 この事態になっても、もうけ第一の大企業のあり方に背筋が寒くなります。
 マルクスは「大洪水よ、わが亡きあとに来たれ」(後はとのなれ山となれ)と、今の大企業の論理のようです。(資本論第3編第8章・・新版資本論2 471ページ)
 これは、宮廷の乱費が財政破綻をまねくと忠告されたときに、フランスのルイ15世の愛人ポンパドール夫人の言葉のようです。
 どこか、今の日本政治と似ているのでは?知性という点では極めて疑問ですが。
 2013年 放送大学「芸術史と芸術理論」′10で、美術史の立場で解説されています。