また逃げられました

　また、逃げられました。人が訪ねてくると、逃げて隠れているので安心していたら。玄関が開いているのをこっそり、見つけてそこから逃げたようです。
　近所のネコと因縁の対決をやってました。一応、近くまで来て元気だという事はアピールしながら、逃げ回っています。楽しそうに。
　いつ帰ってくるでしょう。
　なお、町内の方のブログ、漫画がおもしろいですよ。
http://tou-muraku.cocolog-nifty.com/blog/
http://blogs.yahoo.co.jp/ohr194422

居場所のある社会を自分でつくる 不破哲三さんの訴えと「朝露」

　田月仙（チョン・ウォルソン）さんの「禁じられた歌」は、国家体制を越えて、南北の人々の同じ思いが伝わってきます。そして、日本をはじめ世界に散らばる在外コリアンの思いが伝わってきます。
　政治的な動機で作ったのではない「朝露」が当時の韓国の軍事政権により、「禁止曲」になり、曲は一人歩きをし、民主化運動の１００万人大合唱になったうた。
　「長い夜があけて、草の葉に宿った　真珠より美しい朝露のように・・・」、私は、最初聞いたとき静ずかな歌で、美しいメロディーで、どこか、強さのあるように感じていたのですが、この本で韓国の人々が自分の国は自分で変えようとしたときに歌われた歌だとわかりました。
　作者の金敏基（キム・ミンギ）さんは「「南でも北でも、禁止した人たちが今度は解禁している。私は何もしていないのに、ほかの人たちが勝手に騒いでいるようで変な気持ちです」と言っています。
　田月仙さんが、「高麗山河わが愛」を「南であれ、北であれ、いずこに住もうと皆同じ愛する兄弟ではないか・・・」と歌うと、金敏基さんは「声を押し殺し泣いていた」と書かれています。私の胸が詰まった場所です。
　先日テレビで不破哲三さんが、「今の社会の貧しさを自分の貧しさにしちゃいけないんですよ。」「自分で夢と希望の条件をつくるというつもりで・・」と述べています。
　まさに、私の２０才からの思いを、若い人たちに率直に話してくれました。
　そして、韓国を変えた人々も同じ思いだったのではないでしょうか。

蟹工船と組合準備会と労務の言葉

　テレビのニュース番組で、小林多喜二の「蟹工船」若い人に売れているとの報道があり、妻も、別の番組で見たらしいのです。
　申し訳ありませんが、本は買ったのですが読んでません。
　高校を卒業して、ノンポリで労働組合に誘われなんとなく、結成準備会に参加していたら、突然、会社の労務に呼ばれ「君は、小林多喜二を知っているか、蟹工船を知っているか」ときびしく追及されました。「あれは共産党なんだ、共産党には関わるな」と、小林多喜二も蟹工船も全く知らなかった私は、ぼけっと聞いていました。しかし、このときから、小林多喜二はどうも労働者の見方らしいとずーと記憶に残ったのです。

共産党の方針だと後継者も生まれるね

　昨日は、「日本共産党の農業再生プラン」をもって、農家を訪問しました。
　「このままでは俺の代で農業はおしまいだ」「今日は休みで、息子や孫がいるから雨の中でも農作業をやるんだ」「１俵１万７０００円ならラインなら、若い人もやる気が出るし、後継者も出来ると思う。国もやれるんじゃないか」「市原さん、町内みてください、どんどん農家やめているです。」「８０才を過ぎて、子供たちは農家では生活できないので、転居していきました。わたしも農家を知り合いに頼んでいます」[

　など、真剣な対話が進みました。

千葉第一法律事務所 柴田睦夫先生

　先日、千葉市での志位和夫委員長の演説会で、お会いしました。いつも、きさくに「やあ元気だった」と声をかけてくれました。元日本共産党衆議院議員の柴田睦夫先生です。先生と言うのは、私の大先輩で、その人柄から、勝手に先生とつけさせていただいています。
　特別な間柄でもないのですが、きっと、みなさんにこんな暖かい言葉をかけておられるのだと思います。
　千葉第一法律事務所は、石井正二先生が法律相談でお世話になっており、いつも、ニュースを郵送していただいております。
　今回の記事の中で、柴田睦夫先生は「弁護士事務所の敷居は今でもなお高い。・・・相談し易い環境を自覚的に心がけて参りました」とかかれています。
　弁護士タレントが、テレビで横行する中、弁護士の真の姿を、柴田・石井弁護士に見るのです。

茂原市財政分析の学習会

　茂原市革新懇とまちづくりを考える会が、財政分析の学習会を開きます。講師は大和田一絃氏。７月１１日（金）と１２日（土）に２日間に渡って、茂原市の決算カードを中心に自治体財政分析を行います。
　今回の長生郡市の合併破綻は、国県の強引な押しつけの手法や新たな無駄な開発により、住民犠牲が明らかになったこと、茂原市の財政悪化などがあり、８時間に渡る学習時間は、茂原市だけではなく各自治体の財政分析にとっても、有意義な内容になると思われます。
　連絡は茂原市革新懇　０４７５－２３－７４８１
カットはしんぶん赤旗５月１０日付　若いこだま欄より。

原爆症・睦沢町・朝比奈隆さんの勇気

　町在住の画家朝比奈隆さん、田舎の昔を思い起こさせるようなすてきな絵を描かれています。５年前原爆症の集団訴訟に仮名で参加されていました。
　裁判でのご本人の、被爆当時のお話をお聞きしてから、さまざまな、困難を覚悟の上での、本名公開の勇気に、人間の美しさ、強さ、すばらしさを感じました。

　写真は、しんぶん赤旗08-5-9日付より。

日本文学史序説と家族私有財産国家の起源入門

日本人とは何か？私の問題意識です。加藤周一さんの「日本文学史序説上下」には、びっくり、すごい本だと思いました。もっとも、この中で紹介されている文学のほとんどは読んだことがありません。加藤さんすみません。でも、おもしろかった。むずかしかった。
　万葉集・平安の女流歌人の評価「女流作家が消えたのは、１３世紀以来の節支配階級の論理・・・・男女差別観の徹底による」と書いています。
　不破哲三氏は、著書「家族、私有財産および国家の期限」入門」の一部を後補足した「ふたたび「科学の目」を語る」の中で、家父長制の確立と「女性の敗北」として、武士階級の経済的打算が原動力と述べています。
　日本の場合は、「階級社会と国家が成立して以後も。結婚＝家族生活では、・・・・・「女性の世界史的敗北」以前という状態が実に１千年近くにわたってつづいた」と日本歴史の女性の地位の特質をその女流作家出現の背景として解明しています。
　「日本文学史序説」は、日本歴史の時々の文学について、きっちり解明しており、わからない事がいっぱいあったのですが、そうなのか、という発見がいっぱいの本でした。

国保の葬祭費支給も減らされ

　これまで、国保加入者の方がなくなった場合、７万円が支給されていました。この３月議会ではこれが、５万円に引き下げられました。私だけが反対でした。
　理由は、これまで国保だった７５以上の方が後期高齢者制度になり、これが５万円なので、整合性を図ったとのことでした。
　「実施まえだったので７万円が支給されたので、助かった」との声が寄せられましたが、負担は増やし、サービス・支給は減らすやり方は許せません。

高田渡氏と日本共産党

　偶然、本屋でフォークシンガー高田渡さんの「バーボン・ストリート・ブルース」を見つけ、１９４９年生まれ、私と同じ年齢であった事を知りました。もっと上だと思っていたのに。
　２０代の頃「自転車に乗って」みたいな唄が作れたらと思い、４０年経過し最近「生活の柄」を聞き自分にはとても歌えない歌だと思ってました。
　私が高校生の頃、彼はしんぶん「赤旗」の「あかつき」印刷会社に一時期勤務、父親は戦争直後の日本共産党員で、党の分裂時代に離党されたという事を知りました。
　高田氏は、当時の職場の仲間が氏の音楽を理解できなかった事を批判しています。
　私は、高卒後、工場に勤め、「赤旗」配達の仕事につき、ハワイアン、フォーク、高田氏の批判する、労働歌や「かあさんの歌」などはジャンルを問わず、好きなものは好きとうったったりしてきました。
　本の中で「生活の柄」はお金持ちになったら歌えない。ときっぱり言っています。
　天才的な芸術センスと努力と自分に正直な生き方に、何かジンとくるのです。
　非常に繊細な人であることも、この本のあちこちにみられます。

スーパー前で演説

　後期高齢者医療制度への怒りの声が広がる中、３人ですーぱー前で演説をしました。じっと聞いてくださる方もおり、また、住宅地では、チラシも配布しながらの宣伝でした。
　昨日、お会いした方は、喫茶店で話をするときには「自分は共産党を応援しているんですと話しているんです。」と話をされていました。

合併は、大型開発で、住民が犠牲に

　合併でどうなるのでしょうとの、ご質問がありました。現在合併協議会は破綻し、解散し、なくなりました。昨年１２月議会での私の、発言です。

　長生郡市合併協議会の解散決議への賛成討論
　長生郡市合併協議会の解散決議への賛成討論を行います。そもそも長生郡市の合併の動きは、国が、アメリカ軍事支援への財政支出や大企業などへの、むだや行き過ぎた財政出などによって、生じた赤字財政を、福祉・くらし削減や地方財政削減の意図のもとに、すすめられてきたものです。
　長生郡市の合併構想の中心は、新たな大型開発事業に集約した財政支出を行うことを第一に、その結果、住民への負担増、サービス削減の方向を示しているものであり、睦沢町の生みだした、優れた、福祉政策の後退を生み出すものです。
　茂原市の財政悪化の現状が広く住民に知られる中で、千葉県が人事的にも合併協議会の運営でも、住民の意向を無視した、上からの押しつけで強引にすすめてきました。
　そもそも、長生郡市の合併問題は、昭和の大合併以後、３度目の破綻であります。それは、長生郡市の自治体の特徴として、それぞれの自治体の自主性を重んじ、１自治体では、大変な事業を広域行政として協力しあって、「第一条の二 　地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本」としてきたのであり、今後の発展方向もそこにあると考えます。
　こうした、住民の声が合併協議会を休止に追い込んだ以上。解散は当然であります。以上をもって賛成とします。

睦沢町の財政についてのご質問

　ブログをごらんいただいている方から、睦沢町の財政についてのご質問がありました。睦沢町は、①財政力指数が低い②人口減少がすすんでいるが指摘されいます。一方①借金の割合が低い②税金の収納率が高いなどがあります。
　この背景として、町の収入基本である農業破壊がすすめられ、不況・リストラ、重税・負担増などの国の政策があります。
　様々な財政指標については、http://www.alpha-net.ne.jp/users2/gabuku/
やhttp://www.alpha-net.ne.jp/users2/gabuku/index14.htmの過去のホームページにのせております。
　私は、睦沢町としての発展方向は、子育て支援と地産地消のすぐれた、歴史と伝統を生かし、町が住民と一体となったたとえばまち作り１００人委員会などで、すすめれば、出来ると主張しています。
　また、国の、大企業や大資産家優遇税制や無駄な道路、イージス艦などの無駄な軍事費優遇を転換すれば、地方財源は確保できると考えます。
　睦沢町は、自然と人のすばらしい町、こどもが素直なまちとだれもが言います。
ボランティアというのとは違う、子供たちをみるあたたかい地域の目があるのではないでしょうか。
　私の娘が小学生のある時「お母さん、上市場から帰ってくるとき夕日がきれいだったよ」というと妻は「そう、私も同じ道を帰ってきていたの、よかったね」と会話していたのを聞きました。
　上市場で、中学生の男の子が、近所のお店の前を通り「ただいま」というと、掃除したお年寄りが「おかえり」と自然に会話が成り立つ町、いなかの「３丁目の夕日」が息づいているまちそれが、睦沢町なのではないでしょうか。

後期高齢者へ怒りのこえ

　今日は、朝から近所の方が訪れ「自分の母は８９才になるが、こんなとしよりをいじめるなんてひどい」と後期高齢者医療制度への怒りの声を、話しておられました。
　テレビでの志位和夫委員長の話は欠かさずみるようにしているとのこと、無駄な道路や箱ものにお金を使うより、福祉に医療に回してほしい、と要望されました。
　
　写真は私の地元寺のやすらぎの森の鯉のぼりです。

睦沢町２５周年

　睦沢町立歴史民俗資料館では、５月３日（土）から９月７日（日）曜日まで、町制施行２５周年記念企画展、「なつかしの睦沢展」を開催します。
　房総の町の変遷と生活の変遷を知る上でも、貴重な資料が展示される予定です。
入館料は無料
睦沢町上之郷１６５４－１　電話0475-44-0299
７月２６日には、学芸員久野一郎氏による展示解説も行われます。