小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

箱売りからクラウド・サービスへの移行は、どこまで進むのか?:

2013年06月22日 | 社会戯評
箱売りからクラウド・サービスへの移行は、どこまで進むのか?:
先日、所謂、家電量販店という店舗に、出向いたところ、全く、売り場が様変わりしていて、リフォームだとかが、お菓子等が、全面に押し出されていて、家電や、嘗てのコンピューター関係の製品は、何処へ行ってしまったのか、全く分からず、もはや、家電自体も、収益を生み出す構造になっていない様相を呈していたことに改めて驚いた。商品単価が、高いものなどは、要するに、万引き対策なのか、どうかは知らぬが、空箱だけが置かれていて、それをレジに持って行き、代金決済するシステムであるが、しかしながら、今や、クラウド・サービスの浸透により、箱売りだけでも、既に、消え去るのみの存在であるようである。嘗て、レコードも、CDも、販売されていたのに、ダウンロード課金へと変化してゆき、既に、私のような旧い世代は、CDショップが、何処にあるのか、戸惑ってしまう有様である。もう、どんどん、こうした箱売り、というか、実物を手にして、確認して、購入するのではなくて、常に、必要な機能が更新されたり、追加される必要があるような商品というものは。もはや、箱売りの必然性がなくて、クラウド・サービス化が、進んで行くのであろうか?この行き着く先は、大きな構造的な変化、小売業界の勢力分布も、大きく様変わりしてくる可能性は、否定できないであろう。サービスのクラウド化とは、一体、どういう機能を、トレード・オフして、更に、進化してゆき、ソフト業界だけではなくて、もっと新たな業種・業界に、拡大して行くのであろうか?逆に、クラウド化に、適さない商品とは、何なのであろうか?書籍も、新聞も、週刊誌も、ダウンロード化の道をひたすら、歩み始めるのであろうか?