小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

農産物輸出が、過去最高に:

2014年02月15日 | 社会戯評
農産物輸出が、過去最高に:
円安に、為替レートがなったのであるから、当然と云えば当然であるが、それにしても、2020年までに、1兆円に増やそうとする目標に、多少なりとも、近づくことになったことは喜ばしい限りであろう。何せ、経常収支が、赤字寸前で、このままゆけば、どう見ても、経済構造の変化に伴い、海外への工場の移転が加速されて、いずれは、欧米のような経常収支赤字型の国家に変貌し、危険な国債の金利上昇を招く恐れもなくは無い。その意味からも、貿易収支の黒字基調とジャパン・ブランドによる農水産物の輸出振興は、地域振興策や国内雇用創出のみならず、縮小する一方の国内市場に対して、一種のカンフル剤にもなろうか、不当な韓国・中国の云われなき放射能汚染の輸入規制とは裏腹に、タイやベトナム・マレーシア・インドネシアでの国内市場の需要の高まりと富裕層の出現とにより、大幅な農水産物の輸出の伸びを記録したのには、それなりの理由があろう。勿論、官民挙げての、或いは、首長などによる個別の輸出販売促進策など、現地マスコミや観光客誘致とのコラボなど、私の個人的な経験から云っても、草の根での活動を通しても、十分、商機はあるかと感じられる。ホタテ貝やりんごなどが、東南アジアに、輸出されるのも頷けよう。今後は、もっと、もっと、幅広い商品の拡大が、一つ一つ、着実になされてゆくことが期待されます。ボランティアで関わるこうした輸出の活動も、きめ細かくフォローしてゆけば、着実に、風穴が空き、一歩一歩づつではあるが、拡がりをみせることが可能になろう。それを信じて、協力してゆくことにしよう。今年は、又、ひとつ、忙しくなりそうである。やはり、ゆっくり、温泉に浸かっていることが出来ぬ性格なのであろうか?困ったものである。