小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

「朝からやっている居酒屋」で一杯やるの巻:

2015年07月23日 | 社会戯評
「朝からやっている居酒屋」で一杯やるの巻:
流石、繁華街、新宿である。大都会とは、凄いものである。何でも、その売りが、「朝からやっている居酒屋!?」だそうである。24時間営業の店だそうである。別に、酒好きではない。学生時代の友人が、東京へ出てくるので、それに合わせて、朝9時半過ぎに、3人で会おうというものである。東京で、一堂に会するのは、30年ぶりであろうか?それにしても、驚いたことに、結構、夜勤明けとおぼしきグループか、深夜勤務の翌朝とかの暑気払いとか、理由はどうであれ、「朝からやっている居酒屋」に対する客の需要があるものである。もう、24時間戦えますかというコンセプトは、とうの昔に、廃れたとばかり思っていたが、、、、、、どっこい、大都会の中では、生き延びているモノである。蒸し暑い日だから、まずは何より、いきなり、中ジョッキの生ビール、枝豆である。それにしても、なかなかの盛況である。先週まで、早朝五時起きの6時には、朝食を摂っていた人間の身には、想像も出来ないような光景である。一体、この人達は、土曜日の朝から、何をやっている人達なのであろうか?もっとも、向こう側からすれば、こちらの年寄り3人組は、朝っぱらから、何で、ビールを傾けているのかとも思っているかも知れないが、、、、、、。
話は、例によって、まずは、互いの健康談義から、始まり、政治・経済・年金・格差・家族の話、共通の友人の話、新国立競技場の話題、など、多岐に亘る。久しぶりに、生で聴いた広島弁の「わしゃぁのう」で始まる節回しも、学生時代と一向に、変わらず、そのえげつなさは、衰えを知らない。周りの親しい友人達や知り合いが、次々と鬼籍に入って行く中、お互いに、よくまぁ、この歳まで、生き延びてこられたものであると、、、、、、、、。7番の十楽寺で、お土産に購入した眼病治癒祈願のお守りを手渡して、あっという間もない3時間半に亘る「朝からやってる居酒屋」での貴重なる体験も無事終了致しました。右目の失明済んであると云っていた黄斑点網膜症という厄介な病気も、心配である。お互い、それぞれ、色々な課題を背負いながら、これからも、時々、たまには、一杯やりたいものである。