小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

餌台にやって来る野鳥の性格:

2015年08月10日 | 自然・植物・昆虫
餌台にやって来る野鳥の性格:
ベランダの餌台には、ひまわりの種を、時々、入れておくと4種類ほどの野鳥が、餌をついばみにやってくる。まずは、ヤマガラ、こちらは、非常に人なつっこくて、よく慣れると、それこそ、指の先から、或いは、手に載せた向日葵の種をさらってゆく、余りに、人なつっこいので、手からは、餌をあげないことにしている。とにかく、すばしこくて、気が短くて、せっかちで、餌がなくなると、堂々と、「なくなったぞ!早く、補充してくれ」とばかりに、ピーピーとせがみ始める。次に、一寸、身体の大きさは、小ぶりになるが、シジュウカラやヒガラ、コガラが、やってくるが、ヒガラとコガラとの区別は、なかなか、目視では難しい。大体、ヤマガラが食べ終えるまで、周辺の小枝に止まって、ジッと隙を狙っている。カワラヒバだろうか、こちらは、黄色い羽を羽ばたかせながら、どちらかと言えば、のっそりと、ピヨピヨと鳴きながら、動作がゆったりとしていて、餌台には、直接捕まらずに、いつも、手摺りの上をのっそりと、歩きながら、ついばむ。随分と、のんびりとしている鳥である。これでは、ヤマガラに生存競争で、敗れてしまうであろうにも思う。ヒヨドリやコゲラは、餌台には、決して来ない。とりわけ、コゲラは、最近、数が多くなり、それだけ、枯れ木が増加した為なのであろうか、ギー、ギーと声高に鳴いている。それにしても、窓越しに、観察していると、その野鳥の性格が、よく反映されていて、実に面白い。まるで、人間の社会の縮図のような気がしてならない。それにしても激しい雷雨の時には、一体、何処に避難しているのであろうか?又、厳冬の冬場には、どんな餌を食べているのであろうか?気になるところである。そう言えば、向日葵の種を隠す習性があるのか、突然、とんでもないところから、発芽するのには、驚かされる。