笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

護りたい!

2018-03-09 | ドラマ『BG』身辺警護人
「村さん、助かって!!」
「絶対に、助かるよね!!」
「村田課長が、上川さんが、ずっといて欲しい」
と、いう、みんなの祈りもむなしく、一度も意識を戻さないまま、村田課長が無くなった。

村さんがいないBGチーム。
もし、この後、落合がチームに入ったとしても、secondシーズンも、映画も哀しい。

涙は、怒りに変わって、泣くことも出来なかった。

大きな意図があり、必要だったのだとは思うけれど,それでも言いたい。
村田さんを死なせるべきでは無かったと。

村田さんが亡くなったことにより、息子は父を失った。
奥様は、最愛の夫を失った。
BGチームは、あたたかいまなざしで育ててくれていたリーダーを失った。
章は、自分の時計を渡すために村田が来たことでずっと後悔するだろう。

村田さんが死んだことにより、秘書は殺人犯になった。
そこまで追い込んでしまったのだ五十嵐は。

村さんがいなくなって、secondシーズンも、映画化への希望もなくなった。

ハッピーエンドが好きとは、単純には言わないけれど、重体ではいけなかったのかと思ってしまう。
絶対に必要な「死」だったのだろうかと。

瞬と章のシーンで、何度も泣いてしまった。

持ち帰ったカップラーメンを一緒に食べる。
初めてだよね、二人で一つのテーブルに向かって食べるの。
「仕事してんのかよ?」
口数は少ないけれど、判ってるんだよね。父親の状況。
感じてるんだよね。哀しみ。
「何味?」不器用だけど、瞬が励ましてくれてる。

先週の村田と食べたシーンに重なる。
あの時、父子の話をしてた。

章の涙。
瞬への愛しさ。
そして、瞬との時間を通して感じる、村田の息子への思い。

瞬に涙を見せないように、章は背中を向けたけど、瞬は判ってるよね。
不器用な優しさが、ラーメンを食べる音になる。

何者かにつけられた夜。
家に戻って、眠っている瞬の傍に。
布団から出ている手を握る。
柔らかい息子の手。
きっと、小さい頃のことも思い出しているんだろうなぁ。
そして、瞬を護る為の行動。決意。

朝早く、瞬を家から連れ出す。

「お前いくつになった?」
「13.子どもの歳も知らないのかよ。」

「どれ位力強い?」
「そんなもんか・・・。」
(これ、わが家でも、ダー様が息子によくやってた。まだまだな息子の力。
 それでも、化からだが大きくなっていって、少しずつ強くなっていくのが嬉しいんだろうな。
 誕生日の度にやってたなぁ。父と子ってそうなんだおるな。)

「瞬、これからいろんな所に行けよ。
 ものすごく遠いところとか、すげぇ高いところとか。
 信じられないぐらい広いところとか・・・・・さむ~~いところとか」 

章の目に涙が・・・。
自分の傍にいたら、瞬に危険が及ぶ。
ここで、分かれなければ・・・・。
瞬、大きくなれよと、願う。
そして、自分は、大きくなって羽ばたく瞬の傍にいてやれないかも知れない。哀しみ。

瞬は、多くを尋ねないけど、父の涙は判ってるんだよね。
だから、黙って、荷物を引いていく。躓きながらも、振り返らずに。

もう、愛しくて、辛くて、涙が停まらなかった。

来週最終話。

五十嵐幹事長の前に立っているのは、落合さんだよね。
手に持ってるのは、ICレコーダー。
そして、その落合さんを、BGチーム4人と、清田さんたち、落合さん直属の部下が護ってる。
対してるのは、宇梶さんたち、警察。
棒をもって、立ちはだかってたよね。

最後まで、見つめ続けます。

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