↑ 中公文庫 1995年8月18日発行
初出は1978年6月 光文社刊 こちらは文庫版です。
推古女帝と言えば、我々マンガ読みにはお馴染み 「日出処の天子」にも出てくる 額田部の皇女(ぬかたべのひめみこ)、 炊屋姫(かしきやひめ)の事です。
この小説、「日出処の天子」と時代が少し重なっていて、ちらっと10代前半の厩戸の皇子も出てきたりしますが、ストーリーには絡まないし名前が出る程度。
でも周りには「処天」で覚えた名前がいっぱい出てきて妄想が膨らむ~ !
蘇我馬子 → 度胸の据わった忍耐力の強い、生まれながらの権謀術数に長けた大政治家の器
物部守屋 → 排仏派の軍事氏族の長
用明天皇 → 厩戸の皇子の父親 大王位に多少の執着有
穴穂部皇子 →単純で粗野な皇子。額田部の皇女に懸想しているのは同じ ?
名前だけでも聖徳太子妃である、額田部の皇女の長女 菟道貝蛸の皇女(うじのかいだこのひめみこ)同じく長男の竹田の皇子などいっぱい見知った名前が出てきます。
残念ながら 先日読んだ黒岩氏の「落日の王子」 蘇我入鹿 では重要な役だった 入鹿の父 蘇我蝦夷(毛人)は出てきません。"(-""-)"
そうそう、マンガでは子供の トリ として出てくる仏師 鞍首止利仏師(くらのおびととり)の名も出てきます。
でも、最も重要なのは 額田部の皇女 の警護をしている 三輪君逆(みわのきみさかう)(処天ではさかし)です。
「処天」にもこれと同じ 訳語田の大君(おさだのおおきみ)と皇后の額田部の皇女の忠臣として出てきますが、最初の方に少しだし役柄としては狸親父的なちょっとねという感じ。
ここではなんと 額田部の皇女 の恋人役です (*´▽`*)
忠実な武人であった 三輪君逆(みわのきみさかう) が 額田部の皇女 を守っているうちに互いに…。的な ?
それにしてもここいら辺の古代史の小説を読んでいると、いかに 日出処の天子 が歴史を読み込んでそれに 山岸 凉子氏 が持論を組み込み、物語を構成しているか分かります。
やっぱり 日出処の天子 は名作だわ。
という結論で。(笑)
初出は1978年6月 光文社刊 こちらは文庫版です。
推古女帝と言えば、我々マンガ読みにはお馴染み 「日出処の天子」にも出てくる 額田部の皇女(ぬかたべのひめみこ)、 炊屋姫(かしきやひめ)の事です。
この小説、「日出処の天子」と時代が少し重なっていて、ちらっと10代前半の厩戸の皇子も出てきたりしますが、ストーリーには絡まないし名前が出る程度。
でも周りには「処天」で覚えた名前がいっぱい出てきて妄想が膨らむ~ !
蘇我馬子 → 度胸の据わった忍耐力の強い、生まれながらの権謀術数に長けた大政治家の器
物部守屋 → 排仏派の軍事氏族の長
用明天皇 → 厩戸の皇子の父親 大王位に多少の執着有
穴穂部皇子 →単純で粗野な皇子。額田部の皇女に懸想しているのは同じ ?
名前だけでも聖徳太子妃である、額田部の皇女の長女 菟道貝蛸の皇女(うじのかいだこのひめみこ)同じく長男の竹田の皇子などいっぱい見知った名前が出てきます。
残念ながら 先日読んだ黒岩氏の「落日の王子」 蘇我入鹿 では重要な役だった 入鹿の父 蘇我蝦夷(毛人)は出てきません。"(-""-)"
そうそう、マンガでは子供の トリ として出てくる仏師 鞍首止利仏師(くらのおびととり)の名も出てきます。
でも、最も重要なのは 額田部の皇女 の警護をしている 三輪君逆(みわのきみさかう)(処天ではさかし)です。
「処天」にもこれと同じ 訳語田の大君(おさだのおおきみ)と皇后の額田部の皇女の忠臣として出てきますが、最初の方に少しだし役柄としては狸親父的なちょっとねという感じ。
ここではなんと 額田部の皇女 の恋人役です (*´▽`*)
忠実な武人であった 三輪君逆(みわのきみさかう) が 額田部の皇女 を守っているうちに互いに…。的な ?
それにしてもここいら辺の古代史の小説を読んでいると、いかに 日出処の天子 が歴史を読み込んでそれに 山岸 凉子氏 が持論を組み込み、物語を構成しているか分かります。
やっぱり 日出処の天子 は名作だわ。
という結論で。(笑)
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