✿ カカオノキ(カカオの木)
アオイ科(旧アオギリ科)、 カカオ属、 常緑性小高木、
果実の内部は5室に分かれ25~36個の種子、
種子は白い粘状物で被われ卵形で平たく2,5cm幅1,5cmの大きさです。
カカオの種子がチョコレートとココアの原料になります。
カカオの果実が熟したのち、中の種子を取り出して
数日発酵させると赤褐色に変化します、これがカカオ豆です。
このカカオ豆をローストしたのち、すりつぶしたものがカカオペーストで
砂糖やミルク、香料を加えて練り固めた物がチョコレート。
カカオペーストからカカオ脂を取り除いたものがココアの原料のなります。
(※ カカオキ説明プレートより。)
果実は約半年で熟し長さ10~30cm直径8~10cm。
幹から直接ぶら下がる幹生果でカカオポットと呼ばれます。
花は直径2cm前後で太い幹に直接付き、萼は淡桃色、花弁は淡黄色。
葉は互生し長楕円形で先は尖ります。
小平市・東京都薬用植物園