。。。うーん、1/1000スケールの戦車や装甲車って、初めて見たかも(^_^;)
さてさて、先日発売開始されました『ガミラス艦セット4』を入手しましたので、早速ご紹介してみます♪
やはり本キットの主役はハイゼラード級航宙戦艦でしょう。
劇中では、標準的なガミラス航宙艦隊カラーの艦以外にも、セレステラ艦である『シャングリ・ラー』やギムレー艦である『キルメナイム』が登場しました。
設定的にはガイデロール級航宙戦艦の後継艦、てか発展型そのもののでして、ガイデロール級以上にシャープなシルエットがカッコいいです(^o^)
ただ、劇中に登場したハイゼラード級はいずれも艦としての見せ場(戦闘シーン)には全く恵まれず、正直売れているのか心配になってくるキットでもあります(^_^;)
その点では、デウスーラⅡ世のコアシップも同様ですね。
思えばハイゼラード級は、公式サイトの『メカニック』にも掲載されていない数少ないメカでして、そんな点を考え合せても心配になってきますw
ただ、繰り返しになりますが、各部のデザインは本当にカッコいいんですよ、いやいやホンとですってば(笑)
鋭角に伸ばされた艦首とメルトリア級に通じるデザインで延長された艦尾によって全長は42㎜伸びましたが、艦の中央部に位置する艦橋が大型化されたのでバランスは全く崩れていません(寧ろガイデロールよりもシャープさが増しました)
公式設定資料集[GAMILLAS]を見ると、艦の中央部はガイデロール級と同一と記されていますが、上の画像で比べてみると明らかなように、細部では微妙に異なっています。
ハイゼラード級の販売が告知された時に、かなりの部分はガイデロール級の流用になるんだと思っていましたが、実際には新規の金型のようですね。
うーん、これって製作側からバ〇ダイに提供されたデザインデータがそうなっていたからでしょうか?
そうだとすると、公式設定資料集に記載されているのは、最終稿より前のデザインなのかもしれませんね。
流用といえば、主砲である330㎜三連装陽電子カノン砲塔はメルトリア級と同口径砲だったので、てっきりメルトリアと同一の砲塔を積んでいるんだとばかり思っていましたが、私の認識の方が間違っていました(^_^;)
設定資料集の方でもちゃんと別デザインで描かれています。
これって、現代で言えば、MK.45 Mod.4を積むか、オート・メラーラの127㎜を積むかの選択みたいなものなのかもしれませんね。
続いてはデラメヤ級強襲揚陸艦です。
コスモゼロの機首機関砲に呆気なく撃沈された時には正直違和感も覚えましたが、このサイズを見ると多少納得もできます。
地球艦最小のイソカゼ型と比較すると、こんな↑感じです。
本級は『強襲揚陸艦』という大仰なネーミングが為されていますが、サイズにしても性能にしても、どちらかといえば二次大戦中に多用された『LST(戦車揚陸艦)』の方がイメージに合いそうな気がします。
最後はFG156スマルヒです。
とにかくデカい!!正直このサイズにはビックリしました。
設定数値だけを見ていても、それは決して理解しているということにはならないという格好の例ですね(^_^;)
この機体は前や横よりも後姿がカッコいいよなぁ・・・・・・。
是非この機体の背後に、同じメカコレサイズのコスモ・ゼロを並べてみたいところですが、バ〇ダイさん、いつになりますか?w
さてさて、背景の黒布も用意しない簡易撮影でのお届けですが、本キットの魅力が少しでも伝わればと思います(^o^)
1/1000 大ガミラス帝国航宙艦隊 ガミラス艦セット4 ハイゼラード級航宙戦艦&デラメヤ級強襲揚陸艦 (宇宙戦艦ヤマト2199) | |
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1/1000 ガミラス艦セット2 (宇宙戦艦ヤマト2199) | |
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1/1000 大ガミラス帝国航宙艦隊 ガミラス艦セット3 「メルトリア級航宙巡洋戦艦&次元潜航艦UX-01」 (宇宙戦艦ヤマト2199) | |
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>330㎜三連装陽電子カノン砲塔
ん~、これ砲そのものは同一なんで、純粋に砲塔の問題かと。
たぶん、最上の15.5cm砲を大和に搭載するに当たって砲塔を新規設計と聞きますので、その感じが近いと思います。
あくまで個人的趣向でですが、メーカー違いと考えております(^_^;)
どの派閥が建造を主導したかによって、艤装品が変わったりってのもアリかなぁー、と。
同じ口径でも砲身長(収束率)や発射速度に違いがあって、ハイゼラード級は威力重視、メルトリア級は手数重視とかって感じで妄想していますw
デザインが違う理由は『製造メーカー』以外に、製造時期によるマイナーチェンジ『改良型』であるという可能性も考えられますよ。
現代のMk.45 5インチ砲の場合でも、初期型のMod.0とマイナーチェンジの改良型Mod.1~Mod.4では射程距離や管制システムなどの性能面でかなり変わっています。
威力や発射速度に関しては、同型砲でもエネルギー充填量を増減する事によって多少はコントロールする事が出来ると思いますよ。
現代の銃器や砲類でも、火薬(装薬)の量を増減すれば威力や射程を増減する事が出来ますからね(強装・常装・弱装・減装)。
・エネルギー充填量を増やせば威力が上がるけど、発射速度が下がり砲身の寿命も短くなる(増やし過ぎると砲身の破裂や砲塔の爆発などの危険性あり)。
・エネルギー充填量を減らせば発射速度が上がり砲身の寿命も長くなるけど、威力もかなり下がってしまう。
(イメージとしては…)
強装…エネルギー充填量120%、対大型艦・対要塞用の限界出力、砲身の耐久限界まで充填して威力・有効射程を向上させる非常用パラメータ設定、発射速度が下がるという欠点あり
常装…エネルギー充填量100%の通常出力、通常時の砲撃戦で使用するデフォルト設定
弱装…エネルギー充填量70~80%、対小型艦艇用・演習用の出力設定、自艦よりも防御力の劣る艦艇との砲撃戦や演習時などに使用、威力・有効射程が低下するかわりに発射速度と砲身の寿命が向上する。
減装…エネルギー充填量50%以下、国際儀礼としての礼砲を発射する時や警告射撃時などに使用する最低出力、砲身の寿命は大幅に向上する。
(地球の艦隊は劣勢で不利な状況の戦いばかりやってるから、通常時でも強装や常装のエネルギー充填量で戦う事がほとんどで、実戦での弱装の砲撃戦をやる機会は皆無に近いような気がしますけどね……)
慢性的な人員不足・予算不足に悩む海上自衛隊が、実戦に対応できるほど高性能で有力な大型艦「あすか」をわざわざ特注して建造した理由が、ヤマトの世界の地球防衛軍に似ているように思えるのです。
兵装・装備の研究開発に艦隊配備の戦闘艦を兼用するのは、艦隊の編成や部隊運用に支障が出るなどのデメリットがあります。
もしも開発任務に専念出来る試験艦を保有していれば、実戦部隊から戦闘艦艇や人員を引き抜く必要が無くなり、艦隊編成や人員配置への影響を最小限に抑える事が可能になる…というのが海上自衛隊の試験艦が建造された理由なのですよ。
『試験専用艦のメリット』
①…戦闘艦では無いので乗組員は航行に必要な最低限の人数の航海要員のみで良い、実戦に必要な兵種の人員を乗せる必要がなくなる
②…大型艦として設計する事で各種試験機材の搭載スペースを広くする事ができ、研究要員や民間の技術者のための居住スペース・会議室・休養施設なども十分に確保できる
(海上自衛隊の試験艦「あすか」は乗員が約70名+試験員100名)
③…艦艇への搭乗に慣れていない研究員や技術者に配慮し、廊下や階段などを広くして民間船舶なみに居住性を高める専用設計にする事ができる
(自衛隊の場合、護衛艦は一人が登り降りできる狭い梯子(ラッタル)&狭い廊下だけど、試験艦「あすか」は二人並んで登り降りできる幅広の階段&廊下になっています)
④…有事の際には実戦用艦艇にも転用可能、沿岸警備や輸送艦の護衛に対応できるだけの性能を備えていれば十分だとはいえる
ムサシの武装はヤマトと同じ数を装備していても良いと思いますよ、ヤマトが大破した時に備えた部品取り用の予備だと思えばいいのです。
ヤマトが大破した時に、ムサシの主砲・副砲・パルスレーザー砲などの武装や艦内の装備品を取り外してヤマトに移植してやれば、ヤマトの修復に必要な期間をかなり短縮する事が可能だと思いますよ。
ムサシで実証試験していた新型の試作装備品をヤマトに移植する事で、ヤマトの近代化改修も同時に出来ると考えれば一石二鳥ではないですか?
(海上自衛隊でも、試験艦「あすか」での実証試験が終了して取り外された新型装備品は、実戦部隊の新鋭艦に移植される形で再利用しています。)
ヤマト修復用として装備品を撤去されたムサシは、次の実証試験に備えた試作装備品を搭載するまでの期間は放置しておけば良い、通常の試験任務でも装備品入れ替えのための大規模改修は必要になりますからね…
>どの派閥が建造を主導したかによって、艤装品が変わったり
ああ!その考え方は盲点でした。確かに同じ20mm機関砲でもスイスのエリコン社式かドイツ式のモーターカノンか、はたまた日米の駆逐艦主砲がどちらも127mm(5インチ)砲でも性能が全く違ったりしますものね。
主眼を何に置くかで同じ口径の砲が違う性能を持つ…。すごく想像が膨らみます。
> 初期型と改良型
当然この違いもあると思います(^_^)
ただ、万の単位で艦艇を揃え、複数の銀河に広く展開しているガミラス軍の場合、あまりバージョン違いの装備が多岐に渡っていると、補給とか性能面での標準化とかが大変そうですよね(^_^;)
> 強装・常装・弱装・減装
任務や状況に応じての使い分けはありそうです。
確かヤマトⅢの最初の方の話でも、訓練時の砲撃はピカッと光るだけのような砲撃を行っていた記憶があります。
> 試験艦『あすか』
さほど予算が潤沢ではない海自がこの艦を整備したのは非常に意味があったと私も思います(^_^)
やはり一線艦艇に片手間で装備試験をやらせるのは、効率の点でも効果の点でも限界がありますものね。
ただ・・・・・・現在の海自より2200年頃の国連統合軍の方が遥かにコンディションが悪いので、少なくとも就役時のムサシは必要最低限の装備のみで無理やり就役させられていそうな気がします。
たとえば、、、主砲塔は一基のみ、艦橋も仮設のような簡易構造、長期航海用設備は未搭載で艦内はスカスカ、、、みたいな感じをイメージしています(笑)
ただ、時代と共に余裕が出てくると、キャパ的な余裕はあるのでゴテゴテと際限なく装備品が積み上げられていきそうですが(^_^;)
個人的にムサシにはそんな“異形”を望みたいところです。
しかも、見かけはともかく先進装備がテンコ盛りなので、なぜか異様に強いとかw
> すごく想像が膨らみます。
ありがとうございますm(__)m
とはいえ、まぁ、あくまで個人的好みの世界ですがw