「 雪野ふぶき 人影迎えの祖父の顔 」
北陸の冬は吹雪く。
部活の帰り、心配して迎えにきてくれた祖父。
人影があることがやっとわかり、顔と顔が向き合うまで誰だかわからない。
じんわり甦るあただかな思い出。 . . . 本文を読む
「 復調に 雲の上での 呼吸する 」
体調を崩して仕事を休み、元々忙しいゆえに休んでしまったから、あれもやってこれもやってと頭が休まらない。
まずはこころを落ち着かせなければ治らないぞ。
深呼吸して眠ろう。
(写真は雲海ではありません。) . . . 本文を読む
「 暑中見舞い 届きし季節 あなたの命日 」
暑中見舞いを出す人も少なくなってまだ、友だちから暑中見舞いが届いていた。
私はなんだかんだしてるうちに残暑見舞いになってしまうけど、彼女は真面目で律義な性格だから、暑中見舞い。年賀状も元日に届くように出す人。
暑中見舞いの時期か…暑中見舞いをもらった人などほとんどいない。暑中見舞いの代名詞のような彼女がその季節に亡くなったのだと気づく。
きっと . . . 本文を読む
「 なでなでも だっこも うけとる いのちあり 」
ねこがしあわせを招くといいますが、ねこはそのものがしあわせです。
「 しあわせを かたちにしもの ねこという 」
いつもそばにいてくれて、いつもふわふわ、やさしい時間をくれます。
そばにいてくれて、ありがとう(=^ェ^=) . . . 本文を読む
熱の日の 冷菓 祖母の手 生かされて
このごろ、暑くてさっぱりしたものがおやつに食べたくなります。みつまめに黒蜜やきな粉、あんこを乗せて食べるのが楽しみに。
インフルエンザでも微熱しか出ないのに、昨日、何年かぶりに熱が出ました。
普段のおやつに買ってあったみつまめを食べました。
祖母がいつも看病してくれて、そのときに買ってきてくれるものはだいたい決まっていました。
なんでも好きなものを . . . 本文を読む
亡き友よ 木の精霊になり遊べ
うちには植物が増える。
花を見たいから。
緑が見たいから。
そして、大好きな人たち、大好きな動物たちが命日にまた生まれ変わってほしいと願うから。
だから、切り花は飾らないのです。 . . . 本文を読む
「 田の神に送られ着きし初詣 」中3息子も楽しく見てくれるので、夏井いつき先生の俳句のプレバトの番組を見ている。
私も俳句を作りたいと思って探したら、そのまま投稿できる形式の本があった。
日付ごとに季語と俳句が載っていて、その季語を使って応募できる本。
今の季節ではないですが、年の初めから作っています。
締め切りは8月半ばなので、興味のある方は投稿してみてください。
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