NXC について・・・
先日、静的変数がエラーになってしまうことを書きました。
じゃあ、NXC をバージョンアップしてみようか、と思ってHPを見に行きました。
http://bricxcc.sourceforge.net/
既に、EV3 がラインナップされているのに、驚きました。
やっぱり・・・最新バージョンは 3.3.8.9 と書かれております。
私のPCに入っているヤツも、 3.3.8.9 です。
つまり、最新バージョンが、私のPCに入っている!?
じゃあ、もっと新しいヤツが、あるの? 無いの?
う~ん、良く判りません。
どうも、正式版では無い、Test Releases で 3.3.8.10 があったので、これのことを最新版と言っているのではないかと考えました。
Test Releases 版を入れて大丈夫なのか・・・
日付は、2013年2月20日です。
あれぇ、結構最近ですねぇ。
じゃあインストールしてみますかねぇ。
ということで、bricxcc_setup_33810_20130220.exe をダウンロードします。
ついでに、ファームも lms_arm_nbcnxc_132_20130303_2051.rfw をダウンロードします。
それでは、今まで使用していたBricxcc(3.3.8.9)をアンインストールして、新しいBricxcc(3.3.8.10)をインストールします。
インストールはあっさりと終りました。
では、プログラムを組んでみます。
sub subx( )
{
static int x=10;
x++;
NumOut(0,LCD_LINE1,x);
Wait(1000);
}
task main()
{
int i;
for(i=0;i<10;i++)
subx();
}
簡単なプログラムですが・・・
まず、static の文字列が、エラーになりません。 一歩前進!!
これを実行すると、NXTの液晶に11,12,13・・・・20と表示されます。
ということで、静的変数が使えるようになりました。
ちなみに
static int x=10;
を
static int x;
x=10;
の2行に分けると・・・液晶に表示される数値は11だけになります。