未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

ダブル

2018-10-12 23:06:12 | 稽古
思えば少年部にダブルの打ち方を教えた記憶がありません。大概、左→右→左…と突きます。子供に左→左は少々高度かもしれませんが突きだけでなく蹴りや受けにも変化出来て使い勝手抜群。試合も近いし練習させてみました。

注意したいのはガード。大人も子供も腰が出来てない人は二発目を打つ為に手を引いて準備します。(一発目が溜めの場合も同じです)左半身フリーダム。ま、実戦型の最後を見ても分かりますが大抵の人がこうなってます。寧ろ出来てる人を見た事がないかも…。パンチだけなら分からなくもないですが蹴りが入りますねこれだと。蹴られる人は蹴られるべくして蹴られてます。

ここに限らずですが、殆どのシーンで手ではなく腰を意識してほしいのです。打つと決めて脇を開け引いた手はもう打つことしか出来ません。使い勝手がよくなるのは腰が手を生かせる状態であってこそ。コイツでは中々表現出来ないのですがガードの高さ云々より脇を閉めたい。反撃への対応も早い段階で可能。腰から技が出ているので変化にも富んでます。

肘までが胴体!ぐらいの積もりで居てもらえたら良いのですが、弱い部分を出す時は強いふりして無理してしまいますからね。まるで隠し方を知らない若者のファッションのようですね。
手足は所詮か細い枝葉だと認める事が出来たら周りの力を借りる事や忍ばせる事を覚えられるのかもしれません。






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