未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

転掌

2018-11-06 23:27:36 | 日記
ナイハンチの動きは毎日クセのように繰り返していますが、最近再び目を向けているのが転掌です。前回の武活でリー先生が五獣拳(五行手)の解説をされていましたが、転掌ってその動きテンコ盛りじゃないの?と。

回転(豹・土)、前後(虎・木)、左右(蛇・水)、上下(龍・金)、開閉(鶴・火)。昔は六機手と言われてたそうですが、手の形も開手だけでなく白鶴拳宜しく様々な形があったのかもしれませんね。

その辺りを踏まえてやってみると一回でかなり疲れます。私は憶えて披露するだけ、という価値観の中に形は存在し得ないと思っています。それはただの型。
昔、霊を「チ」と読みました。イカヅチ、カグツチ、オロチ、ミズチ等に当てられたと言われます。

型に霊を加えて形。になるという野村克也氏の言葉が私は好きで形をする時は頭の片隅に置いて稽古しますがこういうちょっとした発見?があった時はやっててよかったと心底思います。まさにこんな感じ。

例えば武道武術の何をやってても、音楽でもなんでもアプローチの仕方が違うだけで最後は一つの処へ繋がるのだと思います。究極は世界平和です。人類の肌の色が違うのも、もし仮に神が居るとするならば争いを経て世界平和に向かわせる為なのだろうと割と本気で考えたりしてますがそんな感じで色んな流派、考え、人が居て、違うモノに触れることで理解や反感を生み出しながらその一つのモノに近づいて行く速度も増すのでしょう。何だか話が突飛になってしまいましたが次の武活が楽しみですね。




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