さて、昨日『強制給餌の仕方』についてのお送りしましたが、
今日はちょっと『シリンジ』についてふれてみたいと思います。
『強制給餌』初心者の方は、『シリンジ』って何? (。・_・?)ハテ?
って感じだと思います。
もともとは、医療用の注射器(針除)の本体を『強制給餌用』として
活用されているようです。
この注射器のプラスチックでてきている針を除く本体部分を『シリンジ』と呼んでいるようです。
シリンジにはいろいろ大きさがあって、うちで使っているもの(画像のやつ)は
『1mlシリンジ』です。
他の皆さんが使われているのは、『10ml』とか『30ml』とか
様々かと・・・。
ま、どれがいいかは・・結局自分が使い易い大きさにすればいいかと・・・。
(結構、30mlシリンジとか使ってあったのをよくネットで見かけた様な・・・。)
うちでは、この子達が子うさぎ時代にかかりつけの病院で頂いて使い始めたのが
今回の『1mlシリンジ』なので、それ以来これが一番使い易い形となりました。
シリンジの容量が大きくなると、比例してシリンジの太さや口が大きくなるので、
うさぎさんのお口に入れにくいのもあり、私は細いのを好んで使ってます。
シリンジに入る量も1mlだと『うさぎさんが1回で呑み込める量』なので、
もしバタバタした時でも、お口に差し込んで一気に注入すればOKなんです。
お口に入れる量を気にしなくてすむんですよ。(*^-^)
30mlのやつはいちいちシリンジに食餌を詰込む手間が省けていいみたいですけどね。
その反面、1回当たりのお口に注入する量の調節が難しそうですよね。
あっ、そうそう『シリンジ』はネット上でも買えますが、本来は医療器具らしいので
ネット販売は違法らしいです・・・と獣医さんに聞いてしまいました。(;^_^A
もし、必要になった場合は病院に行った時に
「具合悪くなった時の『緊急強制給餌用』にシリンジ分けて貰えませんか?」
とお願いすれば分けて貰えると思いますよ。
(1ml用1本-30円程度でした。)
一度、かかりつけの病院に相談して準備されておくと安心ですね。
そうそう!シリンジの黒いゴム部分は結構すぐ傷んで滑りが悪くなりますので少し多めに
分けて貰っていた方がいいと思いますよ。
転ばぬ先の杖・・・とでもいいましょうか。
備えあれば憂いなしっ!!
・・ってことですね。
大変前置きが長くなりましたが・・・
ここから本題に戻ります。
今日は我が家でやっている
1ml 『強制給餌用シリンジの加工方法』 をご紹介します。
<まず用意するもの>
『1ml シリンジ』
『カット板』 と 『ヤスリ』 (100均に売ってます。)
『綿布テープ』と『カッター』 (100均に売ってます。)
これで準備はOK~♪
ここからは、『加工のやり方』です。
では、実際に作ってみましょう。
プラスチックは硬そうですが、意外にカッターで簡単に切ることができます。
次に
カットしたての断面は角が鋭く、
このままだとうさちゃんのお口の粘膜を傷つけてしまいます。
なので、ヤスリで角をまるく削ります。
痛くないか、自分の指で触って確かめてください。
その時に・・・
もしこんな『ペット用のヤスリ』が家にある方は
これを使うと研ぎやすいです。
ヤスリにカーブがついているので丸いシリンジ削りにぴったりですよ。
そうやって
シリンジの口の角を取ったやつが
コレ ↑
これでもう大事なうさちゃんのお口を傷つける心配はなくなりました!
しかし・・・
このままだと
・・・
(・o+) アチャ~・・・
先端が飛び出てしまいます。(^^;)
なので
シリンジの柄の部分に『綿布テープ』を巻きます。
※『綿布テープ(2.5mm幅)』の幅を半分に切って使うと丁度いいです。
※あと、先端は本体より中のゴム部分を1-2mm引っ込めておくといいようです。
黒ゴム部分をあまり本体口ぎりぎりに位置しておくと、使っているうちテープが多少ずれたり
した時に黒ゴム部分が先端から飛び出してしまう事になります。
・・・で
巻き終わると
こんな感じ
これで
『強制給餌用加工シリンジ』の完成で~す。
以上です。ヾ(*^~^*)ノ
お疲れ様でした
みなさんもかわいい我が子の『もしもの時の為』に備えておいて下さいね~♪
★注意★
『使用済のシリンジ』は医療用廃棄物ですので、一般ゴミに捨てることは出来ません。
なので、使い終わったら頂いた病院に持って行き引き取ってもらいましょう。
シリンジの小さなサイズ、私も同様です。
小さいと一口量ですよね!
あと、シリンジの追加情報ですが、私は小さいシリンジに入れる食餌が、柄を引いて入れにくい場合、大きなシリンジの先の反対から、蟹用のほそ~いスプーンなどを利用して、その回の食餌をまず入れてしまいます。その後大型シリンジの(先を程よい太さのところであらかじめカットして)先を小さなシリンジの先端から注入です。前回言った何本かを作ってしまうというのはこの為です。万が一1~2本食べ残しても、少し時間を置いてあげると大抵食べてくれますし(^^)v
それと、もう一つ、みゅ~さんのシリンジの先端をヤスリで丸くする方法、もう一つは、ライターの炎をさっと当てると、あっという間に丸くなります。少し黒くはなりますが、軟らかいうちにちょっと形を整えるだけで、出来てしまいます。
これはラヴィちゃんの主治医の先生に実演で教えていただいたんです。
みゅ~さんの柄の部分にテープストッパーはすごいアイデア!私は逆に柄の先端を切り落としていました。テープを洗っても大丈夫な素材にということでしたら、更に太目のストローとかのようなほど良い筒状の物をカットしてはめてしまっても良いかもしれませんね!
では次の講座楽しみにしていま~す
同じ物でも、いろんなやり方があるんだなぁ~って改めて思いました!「ラヴィまま」さん、参考になる情報~ありがとう♪+:。ヾ(o・ω・)ノ゜.+:入りにくい食餌を詰込む方法、面倒くさがり屋の私にはちょっと不向きかもっ!(*/∇\*)キャ~♪ソレニソレニ・・うちには蟹さん用のスプーンないのでございますっ!ヘヘヘ(ノ∀`)♪
ヤスリで削らずライターでとは・・目からうろこです。
そっちの方が楽チンかもですね。でも指先火傷しないよ~気をつけなくちゃ・・。(^-^)
テープストッパーは、最初『強制給餌』を教えてくれた病院がやってた方法なのです。真似してやってるだけなの~。|ω・`)プッ♪ その病院は、シリンジ分けてくれる時は完全に加工したものをくれてたんですけど、病院かえたらまっさらな『シリンジ』をそのままくれちゃいまして・・。そのままでは使えないので途方に暮れた訳なのです。それで加工できるか自身なかったんだけど、見様見真似でやってみたら出来ました~♪なかなかの出来で自分でも納得! 最初シリンジをどーやって切断しようと考えノコギリでトライしてみましたが、断面がゴリゴリに・・・。((((( ∇|||)…試行錯誤の末、なんとカッターで簡単にカット出来る事を発見!!遅すぎっ!!((((( ̄∀ ̄; ・・ってな訳です。
ストローをカットしてはめるの簡単そうで手間省けそうですよね。凄いすごい~、みんなからいろんなアイディア出して貰ったらいろんな知恵集まりそうですね。そうやって情報交換して『うさ知識のスキルアップ』していけたらいいですね。
「ラヴィまま」さん、また為になる情報お待ちしておりま~す♪
<(。^。^ 。)>♪
1mlは一度に飲める量だとか、シリンジは一般ゴミに出せないとか、知っておいて良かった!
ありがとうね~。
しかし、加工したシリンジは使い易そうだね。
ロッぴょんのお口を傷つけないようにヤスリをかけたりテープでゴムが出過ぎないように止めたり、みゅ~さんの細かい愛情が伝わってきたよ。
ロッぴょんもチャイ君もみゅ~さん家の子で良かったね、頼りになるママだわ。
最初は私も知らなくって・・。シリンジって動物用なのだとばかり思ってたの。ある時病院で1mlシリンジまた分けて下さいって言った時、スタッフさんから「ツベルクリン用シリンジですねっ」って言われて人間用の注射器と同じもんだって知ってしまったのよ~。Σ(・oノ)ノ
一般ゴミに出せない事とか通販は違法ってのも病院で聞いて知ってしまったのよ・・。(^。^;)
いえいえあんまり頼りにならない飼い主なんだけど、日々進化してますわ♪この子達が10年選手位まで頑張ってくれてたらその頃には立派な飼い主になれてるかもね!