釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】憑き物が落ちて4種のフグをコンプリート (2024/11/30 ショウサイフグ 野毛屋)

2024-12-16 05:57:00 | 釣り
今年の年間フグ目標の140匹は残すところ94匹で絶望的。

年末に向けて少しでも数を稼がねばと思うも、今は早くUGスペシャルを使いこなし、まともな釣果を挙げられるようにならないと話にならん。

また、今季初の鍋を堪能するために最低でも5匹は欲しい。
良型アカメなら3匹でも良いかな。

(毎度。)

4:50着で8番目。

拡張した宿隣りの駐車場に止められた。
駐車スペースに2週間前にはなかった白線が引かれて停めやすくなったね。

開店時間まで車中で待ってから列に並ぼうとすると戦友Aさんとバッタリ。

本日はフグだそうなのでご一緒することにした。


(本日は第十忠丸。)

釣り座は左舷艫2番をチョイス。
右隣にはAさん。
左舷は8名だったか、調整して余裕の釣り座よ。

船上で準備しつつAさんと釣果の近況を語り合う。
度々野毛屋さんで午前アジに乗るAさんも貧果を喰らい、ボウズもあったとのこと。

ならば4匹でもマシな方だね。
自然相手の釣りだから、回数乗ると釣れない日にあたることもあるよね。


(出船。)

定刻前に出船。

予報では西風が5mだったところ思ったほど吹いていない。
心配したうねりもなく、ここ2回に比べると海のコンディションは悪くない。


(サンライズ。)

快晴で日が昇るとぽかぽか陽気で暖かい。

これからのシーズンは寒さとの戦いだから過ごしやすいのはありがたい。

釣りに全集中出来るぞ。


(釣り開始。)

八景沖で釣り開始。

船長曰く、チビが掛かるけどリリースでとのこと。

ノーマルカットウを落とすと直ぐにチョコチョコと竿先を揺らすアタリが出て、アワセるも乗らず。

おチビだね。

何度かスカして、これのアタリを取ってたらエサが足らなくなるからタイム釣りに移行。

タイミングを計った空アワセで掛けた。


(おチビ。)

揚げたのはおチビコモン。
撮影後にリリース。

船中活発に揚がるもののほぼこのサイズのコモンだ。

何にしても魚の活性を感じられるのはありがたい。

UGスペシャルも手に馴染んだかいつもの誘いが実戦出来ているような気がするぞ。

すると、サクッとそれなりの手応えのを掛ける。


(8:04に1匹目。)

おチビのリリースを経て小型なもののキープサイズのコモンをゲット。

早々に型を見れて気が楽になる。
肩の力が抜けて誘いも良い感じじゃないの?

すると、直ぐに結果が出る。

誘い下げの着底間際からガツガツ食う明確なアタリ。
着底と同時にアワセるとガツ!と来た。

この食い方はサバフグか最近数が揚がっているトラフグだろう。

どっちだ?


(8:08にトラゲット。)

小トラでした。

このサイズだと鍋の具にはあと2匹は欲しいけれど、フグチリが近づいたぞ。

フグは種類によってエサの食い方に特徴がある。

誘い下げからガツガツと下品に食ってくるのはトラフグかサバフグ。
アカメも誘い下げで食うことがあるけれどチョコチョコと啄むようなアタリ方をする。
コモンとショウサイは着底後、一番繊細な食いなのはショウサイの印象が強い。

4種のフグの中で一番丁寧に誘わないと食わないのがショウサイフグのような気がするな。

竿をUGスペシャルに変えてからショウサイを釣っていないことが何かがズレていると思っている所以でもある。


(青い空と青い海。)

うねりがないから竿のコントロールがしやすい。

釣れると自信を持って誘いが出来、その結果釣れるという好循環。

コモンフグに続きショウサイフグもゲットする。

これまでの不振が嘘のようにかつての感覚が戻って来ている。
これは憑き物が落ちたか!?

集中して迷いなく誘っていると着底間際にチョコチョコとアタリ。
着底と同時にアワセるとガツン

竿が止まるほどの手応えに追いアワセをくれて巻きに入る。
UGスペシャルが胴から曲がるもロッドパワーがあるから楽に揚がって来る。

ゴンゴン引くこの引きは待ちに待った1尾だろう。

水面まで揚げてカットウがバッチリ口元に掛かっているのを確認して抜き上げる。

(10:12に5匹目。アカメをゲット。)

35cmクラスの大型アカメフグだ。

胴の間の初心者の方々から「でかい!」と声があがる。

やっと愛しのアカメフグを手に出来た。
今季初アカメがこのサイズは嬉しいぞ。

この1匹が加わったことでチリ鍋が確定だ。


(釣れてくれてありがとう。)

このアカメを手にして憑き物が落ちたことを確信した。
ドン底からの復活だ。

これでコモン、ショウサイ、トラ、アカメが揃い、ターゲットとなるフグをコンプリート。
4種揃えたのは初だぞ。


(富士山と第三忠丸。)

続く場所はトラフグが良く混じるポイントだそうで、通常の誘いにたまに10mくらい巻いて落とし直しするとトラが食う確率が上がるそうだ。

確かに船中ポツポツとトラフグが揚がる。
こっちもトラを追加ね。

(小トラですが。)

左舷舳でキロ超えの大トラが揚がり、その後はアタリが遠退いてしまう。

残り時間が少なくなったところで八景港前へ移動。


(八景に戻って来た。)

すると、ここでこれまで釣果が奮わなかった隣のAさんが爆発。
ショウサイフグをポンポン連発する。

こちらも負けじと掛けるもののペースが違って追いつけない。

(嬉しいショウサイ。)

八景沖のショウサイが一番旨いと思っているから小型であってもウェルカム。
刺身はおチビの方が旨いからね。

食いが落ちるまで健船長が残業してくれて沖あがり。

(沖あがり。)

結果は9匹。

あと1匹が足りなかったけれど、リリース2匹を含めればツ抜けたね。

巻きバレも3回あったし、以前のように掛けれたぞ。

ドン底の釣果から復活だ。


(本日のフグ。)

大アカメに4種のフグをコンプリートして楽しかった。

苦しみ悩むより楽しんだ方が結果が出るのか。
考え過ぎは良くないな。

これで今年のフグの累計釣果は55匹。
目標まではあと85匹で達成は絶望的なものの、最後まで頑張ってみよう。


・ショウサイフグ : 3
・コモンフグ   : 3(+リリース2)
・トラフグ    : 2
・アカメフグ   : 1
船中1〜12
大潮


🐡

【釣】釣行前記 (2024/11/30 野毛屋)

2024-12-13 06:01:00 | 釣り
前回釣行でアジ4匹、フグ1匹というドン底の釣果にめげたものの、暫くするとムクムクと釣行意欲が湧いてくる。

竿をUGスペシャルに変えてからのアベレージが2匹、それも釣果がコモンフグだけでは作っていただいた勇治船長に申し訳ない。

竿は間違いなく良いので、自分が使いこなせていないだけのはず。

ならば、実戦を重ねて早く慣れるしかないだろう。

このところ、フグは貧果続きで刺身でしか食べていない。
今季はまだ鍋にありつけていないのですよ。

寒い日に家族で鍋を囲みフグチリで温まるのが我が家の冬の定番。

今度こそ鍋が出来るくらいの釣果を揚げるぞ!
アカメフグを釣ってブツ切りのフグチリにしてやるぞ!
強い気持ちで挑みますよ。

〆はラーメンに決めてるよ。


🐡

【釣】アジにもフグにもそっぽを向かれドン底を味わう (2024/11/16 午前アジ・午後フグ 野毛屋)

2024-12-06 05:55:00 | 釣り
野毛屋さんへのリベンジ釣行は4:50着で10番目。
宿隣の駐車場が拡張されて、そちらに停められましたよ。

(毎度。)

釣り座は午前アジは左舷大艫、午後フグは右舷舳1番をチョイス。

今回もアジは満員とのことだけど、この時間に来るお客は少ないから釣り座は選び放題よ。

(本日は第三忠丸。)

船で準備していても満員ほどは席が埋まらない。
もやいを解く俊船長に、キャンセルが出たの?と聞くと、連絡もなくドタキャンだそうだ。

それは酷い。
自分が最後の1枠だったから、野毛屋さんはそれ以降の予約の電話を断っていたはず。

事情があってのキャンセルは仕方がないけれど、なるべく早くお店に連絡するのは最低限のマナーでしょうに。


(潮はこんな感じ。)

風は午後には弱まる予報なものの、少々吹いている。

前回よりもましだけど沖に出たら多少うねりがあるだろうね。

ちょっと嫌な予感だよ。


(出船。)

出船して暫く走り、いつもならば釣りを開始するだろうところで止まらない。

アジの群れを探しているようでスローダウンはするものの船は止まらない。

更に嫌な予感だよ。


(サンライズ。)

八景沖を探索し、一度仕掛けを落としたものの直ぐさま移動。

他のアジ船も見かけないし群れはどこかへ行ってしまったのか?

暫く走って横須賀方面へ転進。


(横須賀沖。)

野毛屋さんのアジでこっちに来たのは初だぞ。

数カ所仕掛けを落としてもアタリも触りもないまま移動。

かれこれ1時間探索が続く。

これは確実にヤバいぞ。


(アジはどこに?)

ようやく落ち着いたのは横須賀の湾口近く。
他船がいくつか並んているから少しは期待できるか。

この時点で9:00。
かれこれ1時間半が経過している。

せっせとコマセを撒いて「反応出てきたよー」とやっと俊船長のアナウンスが聞けたものの、なかなかアタリが出ない。

タナを変え、コマセワークを変えしていると、船中ようやく型を見る。

手を変え品を変え探っているとようやくこちらにも食った。


(9:16に1匹目。)

小型だけど本日は貴重だぞ。
血抜きして海水氷のクーラーへイン。

続きを期待しても後が続かない。
胴の間の初心者の方に掛かってもこっちにはアタらない。

これはヒットパターン云々ではなくアジの群れが小さくて釣り座が外れているのだろう。

前回はうねりで掛かりどころが悪くてバラしが多かったのだけど、今回はそもそもアタらない。
それなりの技量で対応していると思うのだけど、この状況には太刀打ちできない。

ジタバタしたままタイムリミットで沖あがり。


(午前の部終了。)

結果は4匹。

前回5匹のアジの最低釣果記録を更新。

リベンジのはずが見事に返り討ちに会いましたよ。

トホホ。


(本日のアジ。)

凹む結果にうなだれている暇もなく、バケツの片付けをお手伝いした後に荷物を舳先に置かせて貰って昼飯へ。

とおしの時には恒例となった中華浜でチャーハン・ワンタンスープのセットをいただく。
暫く振りにメニューを見て値上げされていないことにちょっと驚きつつも応援したい気持ちが湧いてくる。
今後も頑張ってほしいね。

(午後に向けて掃除中。)

桟橋で俊船長が掃除しているのを眺めながら午後に向けて気持ちを切り替える。

釣り座は右舷舳だし、お客は16人だそうなので余裕がある。

このところのフグの貧果を払拭したいところだ。

(再び出船。)

午前の貧果を引きずりはしないかと不安を抱きつつ釣り開始。

スタートはノーマルカットウ。
チラシ仕掛けも用意して状況を見て換える予定。

(釣り開始。)

ノーマルカットウのアピール度でガツン!とアカメが来てくれないかと期待して誘う。

船中アタリが遠いもののポツと型を見始める。

アカメを意識して誘い下げはゆっくり。
しっかりエサを見せてゼロテンで待つ。

5秒のカウントダウンでシャクるとガツン!と竿を止められた。

おら!来たぞ!

追いアワセをくれると鈍調な重たい手応え。
底に張り付くような手応えはエイだろう。

ドラグを調整してじりじりと水面まで揚げるとなかなかのサイズのアカエイ。

やっとカットウの継ぎ目から破断してくれたんで高切れなく仕掛けの付け替えで釣りを継続できる。

重さをタップリ味わったんで釣り味的にはもう満足。

次は釣果が欲しいよと誘い続けるとサクッと掛かった。
ゴリ巻きで抜き揚げると、

(13:29に1匹目。)

コモンフグ。

やっと型を見れた。
誘いはいつもと変わっていないつもりでも竿の違いが影響しているのか、いつものようにアタリが出ない。

シャクリ幅、強さ、下げのスピード、ゼロテンの取り方、待ち時間、思いつく要素を変えて試行錯誤を繰り返す。


(無情に時間は過ぎる。)

胴の間の貸竿の初心者が揚げてグループの皆で盛り上がっているのを見ると、微笑ましく思いつつ、チリチリと炙られるような焦燥を感じる。

来い!来い!

念じつつの誘いが止められて、それなりの手応え。
来たか!とリールを巻くものの、フグの引きじゃない。

せめてお土産になる魚であってちょうだい。
祈りとともに揚がったのは、

(何だ?)

カレイだけど始めて見る魚種だ。

出目金のような目の顔つきはナメタガレイに似ているけれど、菱形をしているこいつは形が違う。

分からないまま血抜きしてクーラーへイン。

このカレイでタイムアップ。
カレイは後でググったところメイタガレイだと判明しました。

(沖あがり。)

結果は1匹。

ここ2回の1日船で2匹だったから半日船で1匹なのは計算が合っている。

ドン底の状態は変わらずなのね。


(本日のフグ。)

アジの最低釣果記録更新とフグでも最低釣果を叩き出し、絶不調振りは健在だ。

今が底ならばあとは上がるだけよ。
明けない夜はない。
必ずここを抜けられるはずだ。

前向きに挑み続けますよ。


・アジ : 4
・コモンフグ : 1
・メイタガレイ : 1
船中アジ:1〜15、フグ:0〜3
大潮


🐡

【釣】釣行前記 (2024/11/16 野毛屋)

2024-12-02 05:55:00 | 釣り
前回のアジ釣行の貧果を受け、これから年末までのスケジュールを考えるとアジ釣りのリベンジは早い方が良い。

天気予報とにらめっこして風が弱まるのを見極めてから前日の昼に予約の電話を入れたら、午前アジは最後の1枠に滑り込めた。
前回同様に満員ね。

今回は午後フグも予約。
年間目標まであと95匹では達成は絶望的なものの、最後の最後まで足掻きますよ。

竿をUGスペシャルに変えてから何かが狂っている今の状況を打破するには、兎にも角にも経験を積むしかない。
釣行の中で少しずつ修正して竿にアジャストしていくしかない。

リベンジと試練に立ち向かう釣行に行ってきます。


🐡

【釣】満員でドッタンバッタン苦労のアジ釣り (2024/11/03 午前アジ 野毛屋)

2024-11-18 05:36:00 | 釣り
野毛屋さんへの午前アジ釣行は4:45着で7番目。

早い番手で席を選び放題かなと思いきや、満員のアジ船は団体客の予約が入っていて空いているのは四隅から数席のみ。


(毎度。)

7番目ならば大艫を取れるだろうと思っていたのに、両大艫は既に取られて残すは舳側のみ。
仕方なく左舷舳1番を取りましたよ。


(潮はこんな感じ。)

風でうねりがあるだろうから上下動が激しい舳は避けたかったけれどしょうがないね。


(本日は第三忠丸。)

アジ船は満員だけど、フグとマダイ船は余裕がある。

海のコンディションが悪そうだから釣り初心者には厳しい日になるかもね。


(出船。)

出船すると、晴天なものの予報どおり北風が強く海はうねっている。

低速移動でも船はドッタンバッタン上下に揺れて、その度に飛沫が舞って船内に降りそそぐ。

舳は2mくらい上下するからこれで釣りは大変だぞ。

スタート前からちょっと憂鬱。


(釣り開始。)

釣り開始。

コマセを詰めようとすると仕掛けが風で吹き上げられて隣の邪魔になっちゃう。

隣のおじいさんは下手側の初心者女子とのオマツリを避けるためにこっち寄りで釣りをするから距離が近すぎる。
それで「こっちに仕掛けを流すな」と言われてもね。

仕方がないから、竿を斜めに出して回収時は仕掛けを掴んでからビシを取り、そのままコマセバケツの外でコマセを詰める。
手返しが悪くてしょうがない。

また、タナを取ろうにも舳は2mほど上下動するからキープが難しい。

何度も打ち返してようやくアタリが出ても掛からないし、掛かっても巻きバレする。

こりゃ大変だ。


(8:22に1匹目。)

1時間近く打ち返してやっと型を見る。

上顎のセンターに掛からないと取り込みまでいけないよ。

船の上下動に合わせて竿を操作してタナをキープしようとしても、どうしても仕掛けが弛んでしまう。

弛んだ仕掛けにアジが食うと、掛かりどころが悪くなり口切れなどでバレてしまう。

常に仕掛けを張った状態にして上顎に掛けるのがアジ釣りのコツなのだけど、それが出来ない。


(風がビュービュー吹いてます。)

活性も高くないようでアジの食付きが遠いのも悩ましいところ。

早い勝負を狙ってコマセ撒きと誘いを連動させてみたり、逆に待ちをきめてみたり、色々試しても結果に繋がらず。

ダブルの2匹を順番に取り込みポチャしたのには凹みましたよ。


(沖あがり。)

そんなこんなで頑張ったつもりの結果はたったの5匹。
アジの最低釣果記録更新じゃないかね。

バラしがなければ余裕でツ抜けてたけどね。


(本日のアジ。)

型はそれなりに良いのがいるから1食分にはなる。

数が釣れたら鮎友釣りの師匠であるN会長宅にお届けする予定だったのに、この釣果じゃ次回に持ち越しだ。

今年中にアジはリベンジせねばなりますまい。


・アジ : 5
船中0〜15
中潮


🐟