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実際の感染者数「10倍か15倍か20倍か、誰にも分からない」…専門家会議の尾身氏
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長は11日の参院予算委員会で、国内の累計感染者数が1万5000人を超えていることに関し、「(実際の感染者数が)10倍か、15倍か、20倍かというのは誰にも分からない」と述べた。立憲民主党の福山幹事長の質問に答えた。
【巨人】原辰徳監督、新加入丸のクリーンアップ起用を明言
巨人・原辰徳監督(60)が30日、東京・大手町の球団事務所で取材に応じ、広島からFA宣言していた丸の加入が正式に決まったことを受け、来季のクリーンアップ起用を明言した。11月24日の初交渉に臨んだ際に、丸のチャレンジ精神を揺さぶって口説き落とした指揮官。中島、ビヤヌエバ、炭谷に次ぐオフの補強第4弾に成功し「それぞれのパーツがそろい、期待、希望、楽しみ、そういう状況になりつつある」と打線の破壊力に手応えを口にした。
報道陣に囲まれた原監督の表情に、晴れやかな笑みが広がった。「よくぞ、ジャイアンツを選んでいただいたと感謝しております」。5年ぶりV奪回への使者を迎え入れることに、喜びを抑えきれなかった。
午前10時になろうかという時、携帯電話が鳴った。丸からだ。胸の高鳴りを感じつつ、通話をすると「ジャイアンツでお世話になります」と待望の言葉が耳に飛び込んできた。「もう大歓迎だと。私自身にもジャイアンツにも、ジャイアンツ・ファンにも、とても吉報です」。感謝とともに最大限のサポートを約束した。
11月24日に原監督が自ら初交渉に臨んだ際には「まだまだ野球人生は半分も終わっていない。新たな世界でまた自分を高める後押しを必ずする」と熱く訴えた。交渉の席で、丸からの質問は練習施設やトレーナーを含めた環境面など、野球への真摯(しんし)な取り組みを感じさせるものばかり。2年連続でリーグMVPを獲得しても、なお謙虚な姿勢に改めてほれ直した。「頑健な体と非常に強い心、練習量を伝え聞いている部分では、野球の歴史上では何本の指に入る人だと思う。ジャイアンツにいい影響を与えてくれる」と期待した。
起用法はすでに固まっている。「クリーンアップの一角の強い候補」と指揮官は明言。今季はいずれもリーグトップの130四球、出塁率4割6分8厘を誇るだけに、広島時代と同じ3番が有力。4番・岡本とリーグ最強コンビの結成となる。
「どうしようかと悩んだ状態でオーダーを決めるのか、あるいは希望に満ちて『さぁ!』という形で決められるかという点では、後者のようになりつつある」
戦力向上は当然だが、加入による化学反応こそ最大の狙いだ。指揮官は既存の選手に「新しい風が入ったことによって、選手たちには『負けてたまるか』という気持ちで丸を歓迎してもらいたい」と競争による相乗効果を求める。一方で丸には「全面的にチームを引っ張っていこうという丸スタイルで、ジャイアンツのユニホームを着てほしい」と遠慮せず、リーダー格としての振る舞いも期待した。
背番号について大塚副代表編成担当は「8と24を提示させてもらっていて、本人の返答待ちという状況。2つとも球団にとって重い番号」と説明した。原監督が現役時代に背負った8を選べば、伝統の継承者にもなる。「それはもう大歓迎ですよ。谷も、片岡も活躍してくれました。悪い番号ではないと思います」と指揮官。このオフ最大の“恋人”を口説き落とした。覇権奪回へのいばら道。視界が、大きく開けた