日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

朗読劇「この子たちの夏」

2005-08-02 | 日々つれづれ
昨日、8月Ⅰ日、広島平和記念公園にあるメモリアルホールで朗読劇を聴ました。
1945年夏・広島・長崎であったことを当時の子どもや母親が、手記・手紙・詩などに残されたものを、ひろしま音読の会の方たちが朗読されました。
原爆の恐ろしさ・戦争の悲惨さ・60年経った今も、あの日の子どもたちの声を聞くと、涙が出ました。アメリカは戦争を終わらせる為に原爆を落としたと言っています。だとすれば、今日の、この戦争の無い平和は、沢山の命の礎の上に成り立っているのだと・・あたりまえの様に日々を過ごしている自分・・改めて平和の有りがたさを心に刻みました。
また、音読の会の方たちの朗読は美しい日本の言葉で綴られていました。
それも改めて、日本にもこんな清楚で美しい表現をしていた時代があったのだと、嬉しくも・誇りにも・感じました。
ただ帰りの私は、子どもたちの声が心に残り、重い気持ちでバスにのりました。
(写真は公演が終わり平和公園に出ると、目の前に明りのともった「平和の門」が見えたので写しました。・・この門は・・高さ9メートル・幅2.6メートル・奥行き1.6メートルのガラス製で10基建っています・門とその足元の敷石には、世界49カ国の言語で「平和」の文字が刻まれています)