日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

メジロは嫌い!

2005-08-19 | 嘗て我が家の猫達
ウランちゃんは人の話が良く分かる子でした。
ある朝私が、窓越しに庭を見ると、睡蓮の植えてある大きな水ガメに、
若草色の羽に、目の回りが白い、メジロが来ていました。
水を飲みに、時々来ていたのです。それを見ていて私、つい「ま~カワイイ~」と言ったのです、
そして、メジロをじ~っと見入っていました。その時そばにウランちゃんが居たのです。
そして、10~15分過ぎたでしょうか、大変な事になりました。
ウランちゃんが、メジロを咥えて帰ってきたのです。
咥えて帰る途中、メジロは逃げ出そうと抵抗してバタバタと動いたでしょう(当然です)
そしてウランちゃんは逃げられないように確り咥えたでしょう。
暫くしてメジロさんは死んでしまいました。・・空に帰して上げたかったのに・・。
私が「ま~カワイイ~」と言ったばっかりに、ウランちゃんは「お母さんメジロが欲しいんだー、
よし、私が持って帰ってあげる!」と思ったのでしょう。・・きっとそうです、そうだとしか考えられません。
メジロさんが可愛そうで、申し訳ない気持ちで心がいっぱいになりました。
そしてその日から、私はメジロを見たら「あっ、メジロ、私大嫌い!」と言って、そ~っと庭に出て
「ここに来たらだめよ、猫が居るからね」と言ってメジロを追い払いました。
頭脳明晰で捕り物上手なウランちゃんには、こんな思いもさせてもらいました。
(写真は、張替えの為に紙を剥がした障子の桟に、これまた、上手に乗ってしまう、ウランちゃんです)