絵画作品No.13（油絵／光る城下にそりたつ千鳥城） ※島根県展入選作品

完成までの行程をご紹介。。。

実はこの夏頃から描き始めて、そのままにしていました。

多忙過ぎて描く時間がなく諦めかけていた、納品の1カ月程前に、知人の方に

「今年は出品しないのか」と問われ、その夜から再度奮起して描くのを再開して、出品まで至りました。

完成までの写真があるので、行程を少し紹介。

まずは、何年か前に何度か行った（違う年のも混じってます）、松江水灯篭の写真を元に、気に入ったシーンを切貼りで完成画像のイメージを構成（そうなんです、実は現実には完全に同じ風景は存在しません。）

階段の直ぐそばからは、かなり遠ざからないと大木が邪魔して、松江城は見えてませんでした。

完成の構図は、上記の3つの景色のパーツを貼り合わせて作ったイメージなんです。

①②③を切貼りして、以下の通りの完成イメージの写真を作り、この写真を見ながら作品を描いていきました。

① 城の反り立っているパーツ

② 石垣と水灯篭のパーツ

③灯篭の配置されているパーツ

■切り貼りして作った完成イメージ写真

そして、このイメージ写真をベースに描き、最下段のように仕上げた訳です。

右の灯篭の部分がどうしても気にいってないです。

行程写真でもわかると思いますが、右側の燈籠は、何度か書き直してるんですよ。

実際は、納得いっていない状況で、納品当日朝も少し修正していました。

無事入選し（実は７割程度の確率でそんなにすごい話ではないです）、県立美術館へ展示されることができました。

以上です。来年も松江にいるのなら出品しようと思います。

いつかは、入選でなく入賞を目指したいですが、入賞作品のサイズはとにかくでかいです。そのサイズを描くスペースと時間を確保するのは、私には困難、でもいつかは。。。