昨年度より中学体育で武道が必修化されました。その直前、過去の柔道における事故が問題視され、メディアでも話題になると同時に、議会(平成24年3月議会)でも多くの議員が質問をいたしました。私も武道必修化に賛成の立場で、安全対策を徹底するためにという観点から取り上げました(参考記事)が、今回はその後1年が経過し、事故等の状況報告を求めました。
――昨年度より、中学体育で武道が必修化された。特に柔道において安全面が心配され、議会でも多くの議員が取り上げたが、実際に1年が経った現在の状況は。
学校教育部長「柏市教育委員会では、武道必修化を受けて、柔道の授業の安全性確保に関して3つの取り組みを行ってきた。
・安全指導指針の作成
柏市医師会のご協力のもと、安全に十分配慮した指針を作成できた。
・指導者対象の研修会の実施
脳外科医を招いた研修会を1回、柔道の専門家による実技講習を2回開催し、指導者の安全配慮への意識づけと指導力の向上を図った。
・授業への外部指導者の派遣
指導経験の浅い教員、初めて柔道の授業を受ける生徒たちのために、柔道の専門家を外部指導員として派遣し、複数の目での指導、安全の確保、意欲・技能の向上を図った。
以上の取り組みにより、現在のところ市内学校において大きな事故やけがはない。今後も安全指導指針に基づき、上記の取り組みを継続し、安全性が確保された授業が実施できるように最善を尽くしていく」
――事故やけががなかったことは、大変よかったなと思う。全国的にも、必修化後に事故が減ったというニュースがあった。(メディアや議会で取り上げられ)指導者の意識づけが向上したのかな、という感想だ。柏市でも引き続き、事故のない安全な授業ができるように対策をお願いする。
繰り返しになりますが、まずは事故・けががなかったことが何よりでした。
今回は、必修化前に議会で質問しただけで、それっきり後追い・フォローをしないのでは、議会の機能を果たさないだろうと考えて取り上げました。話題になっているときに質問する、いざ事故が起こったら急に問題視するというのではいけないだろうと思います。現場、教育委員会に対する「議会はしっかりチェックしているぞ、気を抜くな」というメッセージです。今後も現場へのさらなる安全性確保に対する意識づけ、事故・けが防止の施策拡大を求めてまいります。
■関連リンク
・中学校の武道必修化について=議会報告(4)
・議会報告・質問事項 平成25年第2回定例会(6月議会)
――昨年度より、中学体育で武道が必修化された。特に柔道において安全面が心配され、議会でも多くの議員が取り上げたが、実際に1年が経った現在の状況は。
学校教育部長「柏市教育委員会では、武道必修化を受けて、柔道の授業の安全性確保に関して3つの取り組みを行ってきた。
・安全指導指針の作成
柏市医師会のご協力のもと、安全に十分配慮した指針を作成できた。
・指導者対象の研修会の実施
脳外科医を招いた研修会を1回、柔道の専門家による実技講習を2回開催し、指導者の安全配慮への意識づけと指導力の向上を図った。
・授業への外部指導者の派遣
指導経験の浅い教員、初めて柔道の授業を受ける生徒たちのために、柔道の専門家を外部指導員として派遣し、複数の目での指導、安全の確保、意欲・技能の向上を図った。
以上の取り組みにより、現在のところ市内学校において大きな事故やけがはない。今後も安全指導指針に基づき、上記の取り組みを継続し、安全性が確保された授業が実施できるように最善を尽くしていく」
――事故やけががなかったことは、大変よかったなと思う。全国的にも、必修化後に事故が減ったというニュースがあった。(メディアや議会で取り上げられ)指導者の意識づけが向上したのかな、という感想だ。柏市でも引き続き、事故のない安全な授業ができるように対策をお願いする。
繰り返しになりますが、まずは事故・けががなかったことが何よりでした。
今回は、必修化前に議会で質問しただけで、それっきり後追い・フォローをしないのでは、議会の機能を果たさないだろうと考えて取り上げました。話題になっているときに質問する、いざ事故が起こったら急に問題視するというのではいけないだろうと思います。現場、教育委員会に対する「議会はしっかりチェックしているぞ、気を抜くな」というメッセージです。今後も現場へのさらなる安全性確保に対する意識づけ、事故・けが防止の施策拡大を求めてまいります。
■関連リンク
・中学校の武道必修化について=議会報告(4)
・議会報告・質問事項 平成25年第2回定例会(6月議会)