自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

勝利の余韻のその後に~FC東京vsジェフユナイテッド千葉~

2007年05月13日 14時17分36秒 | サッカー(ライター時代の記事)
こんなに気持ちのいい試合は、久しぶりだった。
得点が決まるたびに、182cmの巨体が飛び跳ねる。
苦しい戦いが続いていたFC東京にとって、今期はじめてともいえる快勝。
原監督が喜びを爆発させるのも無理からぬことである。
 
敗れれば17位転落もあり得るという状況でむかえた一戦。
過去に経験したことのない泥沼を脱出しようと指揮官が選んだ布陣。
それは外国人3人を前線に並べる新布陣だった。

この起用で前線は一気に活性化した。
ルーカスが、ワンチョペが、そしてリチェーリが次々と千葉ディフェンスに襲い掛かる。
終ってみれば3人がそれぞれ得点を奪うゴールショーとなった。

しかし、それ以上に評価するべきは前線での守備だ。
労を惜しまないプレスがこの勝利を手繰り寄せたのだ。

最終ラインに入った今野も「狙い通り。攻撃的な守備ができて勢いがついた」と語る。
原監督も「ワンチョペにも前から追いかけてくれと指示した」という。
その期待に応えるプレーで勝利に貢献した。

「我々は助っ人としてきている。だから3人出場するのは自然なこと」。
先制ゴールのルーカスは胸を張って語る。
攻守に活躍する外国人選手が、実に頼もしい。

だが、攻撃面ではこの3人に頼りきりだったのも事実。
今野は「得点の内容はリチェーリの速さとか、個人の力。満足していない」と語る。
攻めの形はまだまだ見えていないのが現状だ。

しかし、原監督が課題を口にすることはなかった。
得点直後の喜び方について水を向けられ、「ジャンプの仕方を忘れちゃってたよ」と冗談を言う余裕を見せた指揮官。
勝利の余韻を味わうのはこの日のみとし、攻めの形を早急に作り出さなくてはならない。

そうしなくては、また泥沼に引きずり込まれてしまうことだろう。

F東京4-1千葉(試合詳細

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