自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

指揮官の采配ズバリ!=世界大学野球選手権・準々決勝vs.台湾

2010年08月05日 01時09分29秒 | 野球(ライター時代の記事)
【日本 13-0 台湾(7回コールド)】

 期待通りの大活躍だった。第5回世界大学野球選手権の準々決勝が4日、横浜スタジアムで行われ、日本が台湾(チャイニーズ・タイペイ)に7回コールド13対0で圧勝した。日本は初回、伊藤隼太(慶応大3年)のタイムリーで先制すると、その後も得点を重ね台湾を寄せ付けなかった。投げては先発の菅野智之(東海大3年)が5回無失点と試合を作り、6回からは野村祐輔(明治大3年)、大石達也(早稲田大4年)とつなぎ、完封リレーで逃げ切った。日本は5日、米国と準決勝を戦う。

 指揮官の思惑が、ズバリ的中した。日本代表の榎本保監督は、ここまでは1番で起用してきた鈴木大地(東洋大3年)と3番だった伊志嶺翔太(東海大4年)の打順を入れ替えた。榎本監督は、この打順変更について「(伊志嶺は)予選ラウンドでは得点力が欲しいから、僕のわがままで3番で使った。ここという勝負の時は、1番(で起用する)と決めていた」という。なぜなら「伊志嶺が出塁するとチームが活気付く」からだ。

 本人も自分に与えられた仕事は十分に理解している。
「1番のときはどんな形でも塁に出ること。初回に1番が出るのと出ないのとではぜんぜん違う」
 その言葉どおり、初回の第1打席では右方向への逆らわない打撃で二塁打。その後、先制のホームを踏んだ。第2打席以降も勢いはとまらず、3本のタイムリーを含む5打数5安打、3打点、1盗塁、3得点。主将の打棒がチームを勝利に導いた。「5安打は運がよかった。1打席1打席、1球1球を大切にしている。集中して打席に立ったのが結果につながった」と謙虚に振り返った伊志嶺。榎本監督は、今後も1番で起用する方針だ。
「自分の売りは足なので、足でかき回したい」
 指揮官の信頼篤いリードオフマンが、日本を勝利に導く。

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 下級生だって、やるときはやる。この日5番に入った松本幸一郎(立教大2年)が気を吐いた。初回、1点を先取したものの、先制打の伊藤が続く松本の打席で牽制死。流れが止まりかけたが、松本は勝負強くセンターへはじき返し、嫌なムードを振り払うタイムリーを放った。さらに第3打席でも1死2点三塁打で2安打3打点。「度胸があるから、2年生でも十分5番の役割を果たしてくれると思った」という榎本監督の期待に応えた。
「2年生という立場なで、声を出して明るくやるように心がけている」と松本。林崎遼(東洋大4年)の負傷離脱で急きょ代表に加わった元気者が、横浜スタジアムで躍動した。

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