実はこんなところでも活躍できる

色々な場所で働くエンジニアにスポットを当てて紹介します

宇宙飛行士の健康を守る、宇宙医学エンジニアの役割

2024-11-06 10:21:38 | 日記

宇宙開発に関わるエンジニアと聞くと、ロケットや人工衛星の設計を想像するかもしれません。
しかし、宇宙開発を支えるエンジニアの活躍の場は多岐に渡ります。その中の一つが、宇宙飛行士の健康管理をサポートする、宇宙医学の分野です。
地上とは異なる特殊な環境で活動する宇宙飛行士は、様々な健康リスクに晒されます。無重力状態による骨密度の減少や、放射線被曝による健康への影響など、地上では想定外の医学的課題が山積しています。

宇宙医学エンジニアは、宇宙飛行士の健康を守るための様々な機器やシステムの開発を行います。例えば、宇宙飛行士のバイタルデータをリアルタイムで監視するシステムや、遠隔医療診断を可能にする機器など、高度な技術が求められます。また、宇宙飛行士が宇宙で安全に活動するための訓練プログラムの開発や、宇宙食の栄養管理など、健康管理に関する幅広い業務を担当します。
宇宙という特殊な環境下では、地上で当たり前のように使える医療機器が使用できないことも珍しくありません。そのため、宇宙医学エンジニアは、限られた資源と環境の中で、宇宙飛行士の健康を守るための創造的な解決策を生み出す必要があります。

宇宙医学で得られた知見は、地上の医療技術の進歩にも貢献する可能性を秘めています。例えば、遠隔医療技術や、骨粗鬆症の予防に関する研究など、宇宙医学の成果は、私たちの生活にも役立てられています。
宇宙医学エンジニアは、宇宙開発という壮大なプロジェクトを陰で支える、重要な役割を担っていると言えるでしょう。


社内と社外で勤務可能なシステムエンジニア

2021-02-24 10:42:34 | 日記
システムエンジニアが活躍できる場所は、システムインテグレーションを行う企業がメインです。システムインテグレーションはSIerとも称され、担当する仕事はシステム関係全般にわたるといえます。
具体的には、システム開発はもちろん、企画や立案、保守など広範囲にわたり行う企業のことです。これらの企業は、世間的によく知られている大手企業も多く存在します。それ以外の企業においては、企業内にシステム部門が設置されているところもあり、社内SEとして活躍するエンジニアもいるようです。

社内SEは、文字通りに自社内でシステムエンジニアとして働きます。自社内におけるシステムの運用や保守を任されることが多いでしょう。案件の規模は、自社内のみのため社外SEと比較すると小規模な傾向です。このほかのシステムエンジニアの活躍場所は、社外にもあります。
社外で活躍するときは社外SEもしくは常駐型SEとして、客先で仕事を行います。社外SEは、基本的に直行直帰のスタイルで働きます。
自社ではなく常駐先の勤務時間に従う必要があるほか、プロジェクトの規模によっては別の企業に勤めるシステムエンジニアとともに仕事を進めていくこともあります。人間関係が固定されず、異なるメンバーと顔を合わせられる働き方のため刺激が多く、人によってはこの環境を大いに楽しめるでしょう。

企業の方針や案件にもよりますが、リモートワークに対応しやすいのもシステムエンジニアの特徴といえます。働く場所が限定されず、遠隔で仕事ができるのは、IT企業の職種を代表するシステムエンジニアのメリットといえます。

院内SEが必要とされている現場について

2020-11-26 05:15:16 | 日記
院内SEは、比較的規模が大きい医療機関において多種多様なシステムを円滑に運用するうえで欠かせない存在として位置づけられています。
特に、都市部にある民間の総合病院や公立病院の中には、IT化を推進するために院内SEを配置しているところが多くあり、年間を通じて多数のSEの求人募集を行うところも珍しくありません。
たとえば、過去に大手のIT企業でSEとして長く経験を積んだ人や、IT分野の国家資格を持つ人については、各地の病院で好条件で採用されやすい状況があり、求職中の幅広い年齢のSEの間で人気の職場のひとつとして関心が集まっています。

院内SEの業務内容は勤務先の経営方針の他、医療従事者や患者の人数などによって違いが見られますが、システム開発やセキュリティ対策などの専門分野に長けた人は、責任のある仕事を担当することが可能です。
また、経営が安定している医療機関では、ベテランばかりでなく新卒者を院内SEとして採用しているところもあり、研修や日々の作業を通じてスキルアップを図りやすい環境が整っています。

なお、院内SEの求人募集のタイミングは、各地の医療機関の欠員や事業の状況などに大きく影響されるため、余裕をもって求人探しを始めることが重要です。
その他、医療機関によっては医療従事者だけでなく院内SEの希望者に対しても職場見学を受け付けているところもあるため、気になる病院を見つけた際は進んで担当者とコンタクトを取ることが大切です。
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