「老人が始めた戦争で死ぬのは若者」(SIGHT vol.63 インタビュー=渋谷陽一)
今の時代を見つめていく上で外すことができない8人が登場、インタビューを通じて重要な投げかけがたくさんなされていました。
8人のメッセージを読んで、安保法制のあるこの国の状態をリアルに認識すること、危ないと感じている多くの人たちと手をつなぐためにも、本来的で具体的なこの国の未来を語りあい共感を広げることが大事だなと思いました。その時にどんな言葉を使いどんな表現で伝えるかは、工夫が絶対的に重要ですね。渋谷氏がSEALDsを取り上げ「デザインがいい。デザインが良くないとメッセージは伝わらない。しっかりとデザインが肉体化されている。これからの政治組織にとって何が必要かを示唆している」と評価していましたが、その通りだと思い ました。また首都大学東京の木村草太准教授が、「社会運動というのは、背後にある細かい理論がしっかりしていないと最後はうまくいかなくなります」と指摘されていることも、大切なことだと感じました。
1ページから読まないという訳でなく、自分が気になっている人から始めてもいいなと思います。お勧めの一冊です。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/B01D52Y6KE
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